2016.12.11

選挙の季節(2)

こんにちは、大阪発公会計ブログ担当の船戸明(公認会計士)です。

 先日、仕事を終えた帰り、最寄り駅を降りると、お母様がたがハンドマイクで何かの主張をされていました。

 何だろう。そう思って聞き耳を立てると、待機児童問題にご理解を、という主張でした。保育園生活から遠ざかっていましたので意識していなかったのですが、宇治でもまだまだ待機児童問題があるようです。

 先日、東京都世田谷区の保坂展人区長がツイッターでこう述べておられました。

「「待機児童ゼロ」をはなばなしく発表した自治体は称賛され、待機児童数を発表する際に「育児休業を延長」「自宅で求職中」を除外して数えていることに、多くの自治体が追随した。世田谷区は、ワーストと呼ばれても、待機児童の現実を隠すような数え方は選択せず、一貫して除外しないで数えてきた。」

 今日は宇治市の市長選挙です。子どもは正直で、それこそ最寄り駅で朝の演説の際、「あの人だけが向こうから寄ってきてくれて、学業頑張りなさい、と握手してくれた」と語っていました。

「戦闘」を「衝突」と言う。
 単独でないから「強行採決」とは言わない。

 そんなでまかせばかりがまかり通っていますが、中にはまっとうな人もいるはず。我が家の子どもが「推している」候補者も含め、誰が現実を直視し、問題を包み隠さず、市民の生活に向き合おうとしているのか。

 たまにはそんなことを少し真面目に考えたいと思います。





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