2015.04.12

地域に広げる

こんにちは、大阪発公会計ブログ担当の船戸明(公認会計士)です。

 先週、そして昨日、2週続けて久しぶりに子どもたちと、近所のゴミ拾いをしました。何ということはありません。袋と手袋とゴミ拾いのはさみを持って、出かけるだけ。しかも子どもたちと一緒ですから、週末の1イベントという感覚です。

 もともと始めたのは、近所のおじさんが週末、1人でゴミ拾いをされているのを見かけたから。あっ、そうか。子どもたちを近所の公園に連れて行くついでに、手軽にできるじゃないか。そう思って始めたら、子どもたちも面白がって、一緒に近所を回るようになりました。

 ゴミ拾いは、もちろん、一義的にはゴミを拾うことが目的です。ただおかしいのは、ゴミが落ちていない社会の方がいいはずなのに、ゴミが落ちていることを期待してしまうこと。そんな会話を意識的に交わしながら、子どもたちとの散歩を楽しみました。

 それともう1つ嬉しいのは、回っていると、近所の知らない人たちが「ご苦労様です」と声をかけてくれること。子どもたちも嬉しいようで、昨日はよく知っているお父さんから「へえ、ゴミ拾いですか」と声をかけられました。いいことをしているとか、人から認められるからとか、そういう意味ではありません。そうではなく、私が近所のおじさんの行動を見て動いたように、少しずつでも街がきれいになるという気持ちが広がっていけばいいなあ。そう思うのです。

 
 今日は日曜日。子どもたちはゆっくり寝ています。何だかんだ言っても、まだ1人で回ろうというまでの揺るぎない気持ちはないのかもしれません。


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