2016.05.22

一堂に会する

こんにちは、大阪発公会計ブログ担当の船戸明(公認会計士)です。

 長野県の母方のいなか(「田舎」というより「故郷」「原点」という意味合いです)に出かけてきました。祖母と叔父の法事です。

 親戚が集まるのは、お葬式と法事くらい。

 そんな話をよく聞きますし、実際、自分自身を振り返ってみても、そうなりつつあります。でも、今回親戚が一堂に会して話す中で、法事で集まるのも悪くないということを、あらためて感じました。

 一番最近に会った親戚でも、約2年ぶり。5年ぶりくらいの方もいたと思います。とはいえ、そこは親戚で、時間通りの空白があったわけではなく、昨日も会っていたかのように話がはずみました。

 あと、いなかのお祭りの写真を見せてもらって気がついたのは、ここにはお葬式、法事以外に、祭りという場があるのだ、ということ。それこそ親戚が一堂に会し、祭りを盛り立て、祝杯をあげていました。
 
 
 法事で聞いた和尚さんの話を少々。

 供養には、亡くなった人のことを祈る意味と、自分も極楽に行けるようにお願いする意味があって、前者のことを「追善(ついぜん)供養」と言うのだ、という話。

 今回は、祖母と叔父の供養なので、倍の声で念仏を、という話。実際、親戚10名強で声を合わせて念仏を唱えていると、だんだん腹の底から声が出てきて、自分の声が自分の五臓六腑に沁み込んでいくような、そんな感覚がありました。

 そしてもっとも実践的な話は、檀家さんで、飲んで帰って風呂に入り亡くなった方が、2月に3人、4月に1人いたという話。聞いていた親戚一同、ここが一番気になったようです。

 飲んだら乗るな。
 飲んだら入るな。

 頭に留めておきたいと思います。



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