2023.07.09
野鳥のいる風景
こんにちは、大阪発公会計ブログ担当の船戸明(公認会計士)です。
朝、自宅の近くを走る楽しみの1つが、たくさんの鳥に出会うこと。季節を問わず、ハトやカラスやスズメは目にします。田んぼに水が張って、稲がまだそんなに伸びていないこの時期、ダイサギやチュウサギ、アオサギに出会うこともしばしば。家やお店の軒先にあるツバメの巣で雛たちが大きく口を開けている姿を見ると、それだけで1日、幸せな気分でいられます。
他にもカモやムクドリ、ごく稀にイソヒヨドリに出会うこともあり。名前が分からない鳥もたくさんいます。最初は、誰かが、ペットを放したのでしょうか。用水路に、なぜか、カメもいる。こうした生き物たちとの出会いを経験すると、もうスポーツジムでは走れません。同じ走るのなら、人間以外の生き物の気配を感じられる場所でと思ってしまいます。
昨日も走り終え、朝食をとり、朝刊も読み終えて、ほっと一息。テレビをつけると、沖縄県の石垣島と西表島に野鳥を訪ねる番組が放送されていました。NHKの『イロトリドリ!探鳥絶景旅』です。現地ガイドの方と、俳優・タレントのペアで、野鳥を探す旅で、特に、石垣島がよかった。「「推し鳥20種」のリストを手に石垣島を旅するのは元SKE48の高柳明音。観察のイロハを教わりながら「八重山の王者」と呼ばれるカンムリワシや「恋するアイシャドー」「畑の大食い怪鳥」といったキャッチコピーをもつ鳥たちの写真撮影に挑む」(番組HPより)。
高柳さんの撮った写真が素晴らしい。巨大な望遠レンズを備えたカメラで、鳥たちのいきいきした姿が見事に切り取られていました。
ふと思い出したのは、デジカメを買おうと思っていたこと。昨年来、山に登る機会が増え、スマホではなかなかいい写真が撮れないと感じていました。ホームページにもなかなかいい写真がアップできずにもどかしい。そこでデジカメを買いたいという思いが芽生えていたのです。
ただ、漠然と「デジカメがほしい」では、物事が動きません。昨日の番組を見入っているうちに、「野鳥」というキーワードが加わった。すると、がぜん、具体性が出てきます。ネットで「野鳥」「カメラ」で検索して調べ始めました。
動き出すと、根本的な疑問も出てきます。そもそも「一眼レフカメラ」の「一眼」って何なのか。「レフ」とは? ネットは便利で、カメラメーカーのホームページに丁寧な説明がありました。デジカメの構造も学びながら、撮影の仕組みが理解できると、絞りやシャッター速度といったカメラの要素の意味も分かってきます。
そのうえで、野鳥の撮影に最適な10機種、などのページを見て目星をつけました。いきなりレンズ別売りの一眼レフはハードルが高い。コンパクトデジタルカメラ(コンデジ)から始めよう。
たまたま昨日は大阪に出る機会があったので、なんばの「カメラのキタムラ」に寄ってびっくり。高級感あふれる店づくりになっていて、プリント屋さんではなく、純粋なカメラ屋さんです。いろんな機種を触ることができ、中古機種の品ぞろえも豊富。目星をつけた機種も展示されていて、その姿と重さを確かめることができました。
とはいえ、それなりの金額ですから、次回は店員さんの説明を聞こうと思います。もちろん、鳥だけでなく、人も景色も、「今の一瞬」を切り取れるようになるといいのですが。