2023.03.26
景色の移り変わり
こんにちは、大阪発公会計ブログ担当の船戸明(公認会計士)です。
自宅がある場所のすぐ近くに、小さな川が流れています。本当に小さく、幅は2mほど。雨が降ると水は大量に流れますが、そうでなければ、ごく少量しか流れない。川というより用水路なのだと思います。
その川沿いにある遊歩道。桜並木の散歩道として整備され、この時期、桜を見ながらゆっくり歩く地元の人がたくさんいます。昨日など、曇り空でしたが桜はほぼ満開でした。今日が雨予報ということもあるのでしょう(実際に雨が降っています)。スマホを構えて桜の写真を撮っている方もいました。
思えば3年前、次男が中学校に入学。ただ、新型コロナウイルス感染が拡大し、入学式は挙行されたものの、その後は全国一斉休校が続きました。その春休みだったと思います。桜並木の遊歩道で、桜とともに写真を撮りました。
宇治で言えば、宇治川周辺など桜の名所は多々あります。もう少し足を延ばせば京都市内。それこそ、桜の名所などいくらでもあるでしょう。今、京都駅はとんでもない人出で賑わっています。
でも、だからこそ、地元の遊歩道の桜で十分。のんびり、ゆっくり、桜の木の下を歩く。我が家の花見は、毎年これです。
長い間住んでいると、遊歩道も同じ姿でとどまっているわけではありません。桜の木が伸びすぎて民家に影響を及ぼすので、何本か切られたこともありました。それでも「根こそぎ」というわけにはいかないのでしょう。残った枝が伸びてきて、また新しい花を咲かせています。
今月、舗装されていなかった地道が、柔らかいアスファルトで舗装されました。年度末予算の関係か、あるいは桜の季節を意識してか。完成したのはつい最近です。1mほどの幅しかない遊歩道。自転車が通りやすくなってしまったのは、やや危険を感じます。
その遊歩道の近くでは、「任天堂資料館(仮称)」が工事中。2024年3月期にオープン予定で、工事もずいぶん進んでいます。その影響か、駅前の整備も進められるようで、西側はターミナルに、東側のスーパー跡地も整備に向けてスーパーだった建物に足場が組まれました。
急行も止まらない最寄り駅。急速に姿を変えつつあり、人の流れも大きく変わるのかもしれません。どう変わっていくのかという楽しみもありますが、人が増えすぎてほしくないという思いもあります。気に入っている喫茶店、はやってほしくはないけれど、つぶれてしまっても困る。それと同じくらいわがままな思いなのかもしれませんが。