2022.10.08
山に登る
こんにちは、大阪発公会計ブログ担当の船戸明(公認会計士)です。
先週末、長野・諏訪に住む友人宅を拠点として、7月に続き2度目の八ヶ岳登山に行ってきました。
今回登ったのは、編笠山(2524m)と権現岳(2715m)。前回はロープウェイを使ったうえに、北横岳(2480m)と大岳(2382m)という2500m以下の山でした。距離、時間、ともに倍以上の中級コースです。
あまりに天気がよく、遠くに富士山を望み、南アルプス、中央アルプス、北アルプスも全貌できる。なんと贅沢な登山なのかと、ため息が出るくらいに。
今回、初めて登山靴を買いました。さすがアウトドアの専門店、アドバイスも的確です。足のサイズを測り、左右の大きさの違いを知り、登山は特に下山時に足が前にずれるので、最低でも1cm余裕を見る必要があるのだと。その話を聞かなければ、26cmの靴は買わなかったはず。実際、4時間以上の下山でも足や足首が痛まなかったのは靴のおかげでしょう。
「どこの山に行かれますか」。店員さんのひと言に、「八ヶ岳」と答えてしまった。これは失敗です。かなり上級者向けのハイカットの靴をしきりに勧められました。おそらく商売っ気からではなく、「山をなめるな」という警告なのだと思います。なんとかミドルカットの靴にしましたが、最後は、「お勧めできません」とまで断言されてしまった。はい、油断するなという警告として、胸に刻みます。
靴を買った。絶好の天気で景色に吸い込まれた。登山から帰り、早速本屋さんで『日本百名山登山ガイド 下』(山と渓谷社)を購入。100登るつもりはないのですが、ただ、山に行きたいという気持ちは高ぶっています。
まずは、久しぶりの伊吹山からでしょうか。過去、2度ほど登ったことがあります。夏も過ぎましたので、琵琶湖を見ながら登れる山道を楽しんでみようかと。100名山、実は西日本には少なく(12か)、近畿では伊吹山、大台ケ原山、大峰山、くらい。できる限り車を使わず、電車やバスでアクセスできるといいのですが、そうすると日帰りできる山が限られてしまうので悩ましいところ。
できるだけソロでは行かず。100を目指さず、危険な箇所には近づかない。日帰りで行ける範囲で、山小屋泊も考えない。スマホにアプリを入れて道案内をしてもらう。いかにも、という山歩きはしない。いかにも、というマラソンはしないように。友人に学んだスタイルで、無理をせずに非日常を味わえる登山を楽しみたいと思います。いや、登山が非日常なのではなく、普段が非人間的な営みになっていることを認識するために。