2022.09.17

初めてのコンクール

こんにちは、大阪発公会計ブログ担当の船戸明(公認会計士)です。

 いろいろ3年ぶり、と先日書きましたが。

 次男が通う中学校の合唱コンクールが3年ぶりに開催されました。3年ぶりといっても、次男は3年生で、長男はその学校に通っていない。ということで、我が家にとっては、初めての合唱コンクールです。

 会場で鑑賞する保護者は、家族1名限定で、学年ごとの完全入れ替え制。3年生最初のクラスの歌は「いつまでも」でした。歌う前に、クラス代表の1人が挨拶をします。歌の話をするのかと思いきや、中学生になって初めての合唱コンクールだったこと。音楽の先生の指導でここまでたどり着けたこと。その話をした後に、「いつまでも」に込めた思いを語っていました。

 2クラス目以降の代表が、いきなり自分のクラスの歌に込めた思いを説明したことを考えると、1クラス目の代表は、自分で考えたのか、あるいは先生の指導もあったのか、ともかく最初の挨拶ということを意識した内容だったと思います。

 会場は、客席数は少ないものの、実際にコンサートなども開かれているホール。ピアノの音は響き、声がなかなか反響しないのは仕方ないのでしょう。それでも、初めての合唱コンクールに臨む中学生の姿を見るだけで、何だかこみあげてくるものがありました。

 いくつか驚いたことがあります。1つは、参加している保護者は150人くらいいたはずですが、男性は5人でした。平日の午前中ということもありますが、働き方改革は進んでいないのか。でも、違いますね、きっと。家族で1名限定ですから、仮に父母両方来られる状態だったら、多くの場合、お母さんが参加するのでしょう。

 入場を待つ時間が30分ほどありました。並んでいるお母さんの多くは何人かでしゃべっていますが、5人いたお父さんは、ほとんどスマホを見ていました。意外に(?)、お母さんはスマホを見ていない。ちなみに、私もスマホは見ていません。会場整理をしている先生が、どう見ても吉本興業の小籔千豊さんにしか見えない(マスクで顔は不明なので雰囲気のみ)。その様子を、ずっと不思議な気持ちで眺めていました。

 あとは、各クラスに伴奏としてピアノを弾ける生徒がいること。先の音響効果を除いて考えたとしても、かなりの腕前です。確かに、歌うにしろ、演奏するにしろ、この機会が3年間で1回しかなかったことは残念でしょう。こうしたクラス活動を通じて、生徒同士の見えていなかった面が見えてくることもあるはずです。

 ちなみに、来月は運動会。こちらも学年単位で、運動会というのか、運動コンクールというのか。自分の中学校時代はまるで覚えていません。なので上の言葉には説得力がないのですが、こんなことをしていたのか、と再確認させてもらえる時間が続きます。


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