2022.08.20

毎日聞くサイレン

こんにちは、大阪発公会計ブログ担当の船戸明(公認会計士)です。

 マツダの自動車に乗り始めたのは17年前。以来、同じ車に乗っていますが、意外に古さを感じさせず(←自分の車だからかも)、青いボディも色褪せない(←従姉妹の客観的(?)評価)ため、買い替える動機がありません。車検の都度、営業の方から買い替えを勧められていたのですが、ここ2回ほど、営業の方は出てきてもくれなくなりました。

 乗り始めた当初、街にマツダの車が増えたように感じたことを覚えています。もちろん、そんなはずはなく、自分がマツダというブランドを意識し始めただけでしょう。

 それと同じかどうか分かりませんが、今年は救急車のサイレンをよく聞きます。特に7月以降、聞かない日はないのではないかと思うくらいに。想像は可能です。新型コロナウイルスの第7波と、異常な暑さが続いていること。どちらかだけでも出動は増えるでしょうが、重なりましたのでなおさらなのだと思います。

 幸い、自分自身や家族で救急車を呼ばなければならない事態は発生していません。ただ、今年の夏は出動が多いという意識は、私だけではないようです。先日、近所のご婦人と挨拶を交わす機会があり、救急車の話題になりました。「今年は多いよね」「そうですね」「あれって呼んでもお金はかからないのかしら」「さすがにかからないんじゃないですか」。

 ただ、無料で救急車を呼べるのは普通ではないようで、有料の国が多いのだとか。タクシー代わりに、なんていう話も聞きますが、実際に軽症で救急車を呼ぶケースも増えてきているのでしょう。

「新型コロナ「第7波」と熱中症の患者で救急出動が増える中、宇治市消防本部と市消防団が19日、救急車を呼ぶか迷った時に助言を受けられるガイド電話「#7119」をPRする活動を同市宇治樋ノ尻の店舗「フレンドマート宇治店」で実施した。不要不急の救急利用を減らし、医療体制を維持する狙い」(20日、毎日新聞)。

 先ほど買い物に行ったくらい近所にあるお店ですが、確かに、今日も何かのイベントをしていました。何のイベントかは、近くを通っても不明。昨日のイベントは、多くの人に届いたでしょうか。

 もちろん、「#7119」の利用促進はあくまで「迷ったとき」の話。宇治市のホームページにも、「自身が緊急と思ったときは、ためらわず119番で救急車を呼んでください」と記載されています。迷ったときは、24時間、365日体制で、看護師さんなどがアドバイスをしてくれるのだと。

 少し立ち話をした先のご婦人は、会話の最後に、「いつも声をかけてくれてありがとうね」とおっしゃいました。大変失礼ながら、お名前も存じ上げず、ただ、挨拶だけは交わしていたのです。「いや、とんでもありません」と答えたのですが、確かに、こうして少しの会話を日常積み重ねておくことで、地域の安全指数はほんの少し上がるのかもしれません。そう考えると、ここ3年実施できていない地蔵盆も、地域の中で一定の役割があったのだと、あらためて感じます。


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