2022.05.08

今日は母の日

こんにちは、大阪発公会計ブログ担当の船戸明(公認会計士)です。

 今日、5月8日は、5月第2日曜日で母の日です。今年のカレンダーでは、ゴールデンウィークの続きのようになっていますが、昨日、駅でカーネーションを売っている様子を見て再認識しました。

「もともと「母の日」は米国の南北戦争後に、元の敵同士をピクニックなどで融和させる試みにさかのぼるらしい。つまり、反戦と平和を願う行事だったわけだ」(8日、日経)。

 そうなのか。知らなかった。ただ、コラムなのでこれ以上の記述はなく、そうなのだろうか、という思いが残ったまま。花屋さんのホームページでは、諸説あるとしたうえで、次のような話が紹介されていました。

「100年ほど前のアメリカ・ウェストヴァージニア州で、アンナ・ジャービスという女性が亡き母を追悼するため、1908年5月10日にフィラデルフィアの教会で白いカーネーションを配ったのが始まり」(日比谷花壇ホームページより)。

 南北戦争から少し時代は下っていますが、いずれにしても、1900年前後に米国で始まった習慣ということは間違いないようです。とすると、自然な疑問としては、父の日の由来はどうなのかということ。別の花屋さんのホームページによれば、ある女性の訴えがきっかけでした。

「ソノラの父親は軍人で、南北戦争から復員した後に男手ひとつで6人の子どもたちを育て上げたのだそうです。6人兄弟の末っ子だったソノラは、ある日協会で行われていた説教を聴き、母の日があることを知りました。そこで、「母をたたえる日があるならば、父をたたえる日があるべきだ」と思い、父の偉業を称えようと1909年に牧師教会へ「父親へ感謝する日も作ってほしい」と嘆願しました」(花キューピットホームページより)。

 父の日が6月になったのは、ソノラさんの父親の誕生日が6月だったからなのだとか。南北戦争を学んだことがないのですが、母の日にも父の日にも関係しているとは予想外でした。

 最近、「○○の日」が増えています。いい夫婦の日(11月22日)とか、敬老の日(9月第3月曜日)とか、孫の日(10月第3日曜日)とか。消費喚起の経済的視点だとは思いますが、純粋に、日頃、あらためて感謝を伝えるのが難しい近い人に感謝を示す一つと考えればいいのでしょう。駅で売っていたのは赤いカーネーションですが、白いカーネーションを心の中で備えることにします。


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