2021.10.31
4年に1度の選挙の日
こんにちは、大阪発公会計ブログ担当の船戸明(公認会計士)です。
今日は衆議院選挙の日。
4年に1度、唯一の政権選択選挙です。
これ以上、「公」を意識する日もなく、
これ以上、「怒」を意識する日もない。
そんな気がしています。
あまりのデタラメに、
怒る人は多いけれど、
同時に諦めてもいて、
怒りは長く継続せず、
現実の生活に追われ、
政治に無関心となり、
為政者の思うつぼで、
でも無関係ではなく、
将来にも、現在にも、
閉塞感は増すばかり。
誰に投票すれば、
どの政党に投票すれば、
少しでも風通しがよくなるか。
短く見て4年分の怒りを1票に託したいと思いますが、
最近、常に怒っている、という話を別のブログに書きました。
ここに再掲しておきます。
雨が降ってきましたが、投票率が上がることを願って。
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怒ることはないんですか。
そう聞かれることがあるのですが、
最近、常に怒っています、と答えるようになりました。
といっても、
仕事や家族など、一緒にいる人に対してではありません。
それは、ほとんどなく、常に上機嫌でいたいと思っています。
じゃあ、何に対して怒っているんですか。
そう更問いされると、
世の中に対して、不条理に対して、
ということになるのでしょう。
地位や立場を利用し、
自分の位置を守ることに専念し、
自分が強者の立場に立って弱者を切り捨てる。
そんな言動に怒っています。
自分が、いつ弱者の立場になるか分からない。
にも関わらず、社会の不条理に無関心な人たちが多いことにも、
怒る、というよりも苛立ちを感じています。
コロナ禍に関して、正しく恐れる、ということが叫ばれました。
過剰になる必要はないけれど、状況を知り、油断せず、できる対処をして、備える。
怒るのはよくない、
アンガーコントロールが大事だ、
などと世間では思われているようですが、
それこそ、正しく怒ることは、行動の原動力だと感じています。
キレたらダメ。
人に当たり散らすのはもってのほか。
人のことは「なぜ」と観察し、世の不条理に対しては怒る。
その態度が、自立の第1歩だと思います。
何事にも終わりがある。
すべての事象は期間限定。
内田樹先生の教えは常に頭に置いていますが、
それでも日々、怒りたくなる不条理が続きすぎると、
いい加減うんざりし、無関心の誘惑に引きずられそうになります。
正しく怒る。
意識していないと楽をする性格なので、
引きずられないように気をつけなければ。
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