2021.10.10

テレビを見ない

こんにちは、大阪発公会計ブログ担当の船戸明(公認会計士)です。

 朝、ブログやメールマガジンを書く。
 そのときに、BGMとしてNHKをつけていますが、
 それ以外、テレビを見ることは殆どありません。

 単純に、面白い番組がない。
 聞きたいラジオ番組、
 見たいユーチューブ配信がたくさんあり、
 テレビに使える時間がない。

 下宿している長男の部屋にも、テレビはありません。
 話を聞いている限り、
 授業と部活と時々バイト、とてもテレビを見る時間などなさそうです。


 この人の話を聞きたい、と思えば、
 今、いろんなルートで配信されていて何の問題もありません。

 先日見たのは、
「学問と表現の自由を守る会」主催のオンライン座談会でした。

 出演していた加藤陽子さん。
 学術会議の任命拒否問題で名前も出ましたが、
『それでも、日本人は「戦争」を選んだ』『戦争まで』を読んだことがあります。

 東京大学教授、という肩書から勝手に想像していた様子と違い、
 話の内容もさることながら、人の話の聞き方に、かなり驚かされました。

 世代の違う作家で、
『台湾生まれの日本語育ち』という著作もある温又柔さんも参加しており、
 温さんの話を、加藤さんがしきりにうなづいて聞いていたのです。
 そして、「いやー、感動しました。心が震えています」と反応。

 話し方もユーモアに富み、
 かなりキャピキャピ(死語?)した様子に、なるほどと。

 先にあげた2冊の本、
 両方とも高校生との対話で話が進んでいきます。

 そうか、加藤さんがこの話し方で高校生と接したのなら、
 その感受性も大きく開いていくだろうと。


 ここのところ、
「ながら」何かをすることを極力避けています。

 ラジオを聞くときは、ひたすら聞くのみ。
 配信番組を見るときは、ひたすら見るのみ。
 他のことはしない。

 音楽を聴きながら、仕事する。
 配信を見ながら、原稿を書く。

「ながら」時間の密度は、専念した時間の半分でしょう。
 それでは、時間がもったいない。

 今日も、聞きたいラジオ番組が1つあります。


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