2021.09.19

地元を走る

こんにちは、大阪発公会計ブログ担当の船戸明(公認会計士)です。

 少し前、
 思い立って宇治市の地図を買いました。

 休日になれば、
 自転車に乗って特に目的もなく走り回る。
 その後帰宅し、
 地図で走った場所を確認する。

 面積67平方キロメートル、人口18万人。
 いつか、そのすべての地面を走ることができればいいなと。

「宇治市伊勢田町の在日コリアン集住地域・ウトロ地区で16日、「ウトロ平和祈念館」の起工式があった。第二次世界大戦中の飛行場建設に携わった朝鮮人労働者や戦後の在日コリアンが暮らし、形成されたまちの歴史を伝える施設で、2022年4月開館予定」(17日、毎日新聞)。

 この地区も、何度も自転車で走っています。
 でも、歴史も背景も、知らなかった。

 ウトロ平和祈念館のホームページで読んだ話を、
 受け売りで家族にしましたが、やはり知らなかった。

 まずは知らなければ。
 そして、『ぼくは挑戦人』(集英社)をもう1度、読んでみよう。
 著者のちゃんへん.さんは、ウトロ地区出身のパフォーマー。

 この本をブログで紹介したとき、私はこう書きました。

――――――――――
 ちゃんへん.さんは、
 自身を無知で、平和ボケした、恥ずかしい人間、と語っています。

 でも、本を読んで、
 読んでいる自分がいかに無知で、平和ボケして、恥ずかしい人間か、
 思い知らされました。

「世間ではあまり知られていないが、在日コリアンは、自らが国籍を取得しにいかない限りは無国籍状態である」(P.80)。

 知りませんでしたし、
 想像したこともありませんでした。
――――――――――

 地元を知る、なんておこがましいですが、
 地元を走る、くらいなら時間を見つけてできそうです。

 今日もランニングにサイクリングに、
 地元を走る1日にしようと思います。


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