2021.03.21

卒業と入学

こんにちは、大阪発公会計ブログ担当の船戸明(公認会計士)です。

 どれだけ記憶がないのだろう――

 そう思うくらい、
 卒業式や入学式の記憶がありません。

 小学校、中学校、高校、大学。
 そのうち覚えているのは、
 中学校の卒業式が終わって学校を出た場面と、
 大学の卒業式に両親が来ていて言葉を交わした場面くらい。

 記憶って、そんなものでしょうか。

 子どもたちの卒業式もあっさりしたもの。

 昨年の次男(小学校)。
 今年の長男(高校)。

 証書を1人ずつ渡すセレモニーもなく、
 校歌を一緒に斉唱することもない。

 いや、ただ、
 在校生代表の送辞と、
 卒業生代表の答辞は、見事でした。

 オンライン配信で生中継を見ていましたが、
 ハイライトは答辞だったと思います。

 オンライン中継が終わり、ふと、感じました。
 この儀式に正装をして集まっていたのは何だったのだろう、と。

 子どもたちは、
 入学式や卒業式のことをいつまで覚えているのだろう。
 いや、きっと、時間ととともにほぼ忘れていくのでは。

 儀式は大事。
 でも、その経験を上書きしていくような、
 いろんな出会いを重ねていくことになるでしょう。

 卒業しても、
 家を出ても、
 親には親の役割があるような気がします。


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