2021.01.31

具体的な言葉

こんにちは、大阪発公会計ブログ担当の船戸明(公認会計士)です。

 1年前に比べて、
 新型コロナウイルス感染症の状況が良くなっているとは思えません。

 とはいえ、
 春の選抜高校野球は開催され(昨年は中止)、
 小中高生も学校に通っています(昨年は休校)。

 イベント開催は、OKかダメか。
 学校一斉休校は、実施すべきか回避すべきか。
 PCR検査は、広げるべきか抑制すべきか。

 二者択一の議論が常に語られますが、
 1年経ってもその間で揺れ続けるからこそ、難しい。

「60~80代の男女6人はクラスターとは認定されていないが、カラオケ喫茶を利用したという共通の行動歴があり、市は「カラオケ喫茶を通じて感染が広がったと考えられる」としている」(29日、京都新聞)。

 いや、しかし、このご時世、
 カラオケ喫茶に行きますか。

 行くのでしょうね。
 それが日常で、そこが居場所だった。
 つまり、その人たちにとっては、不要不急ではなかった。

 出かけるなと言い、
 検査は不必要に広げない。

 そんな方針をとっている自分たちが、
 銀座のクラブに行き、全員にPCR検査を実施するという。
 こうした行動も「自助」を貫徹するための一環なのでしょうか。

 不要不急、なんていう言葉は、まったく響かない。

 3密、大声、会話、飲食。
 具体的にどんな行為が、なぜダメなのか。

 しっかり考えたいところです。


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