2020.10.04
治せる病気に
こんにちは、大阪発公会計ブログ担当の船戸明(公認会計士)です。
同じ京都府内でも、
新型コロナウイルスに対する感じ方は、
地域によって違います。
街中、マスクをしている。
人と会うことには神経を使う。
そう思えば、
ほぼマスクをしていないエリアもあり。
先日、来年2月に予定していた宇治川マラソン中止、
という葉書が送られてきました。
今年に続き、2年連続です。
準備のことも考えたら、仕方ないのでしょうか。
2日の日本経済新聞に、
「新型コロナ 治せる病気に」という記事が掲載されていました。
書いていたのは、JCHO東京山手メディカルセンター医師の徳田均さん。
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2020/10/2 日経
難攻不落と思われていた新型コロナ感染症の重症者が、ステロイド薬で治療できることがわかってきた。
パンデミックの当初は病態が不明だったが、春の「第1波」と夏の「第2波」を経て、臨床上、判明したことは多い。高齢のほか糖尿病、高血圧、肥満、慢性閉塞性肺疾患(COPD)などの持病があって感染すると、サイトカインストームと呼ばれる免疫の暴発が起きやすくなる。これが重症化をもたらし、時に死に至る。
病態がサイトカインストームであれば、ステロイドでコントロール可能だ。呼吸器内科医の立場からいうと、医療の常識といえる。世界保健機関(WHO)も9月初め、重症患者へのステロイド推奨を決めた。最近の国内の大学病院の集計では入院患者の40%以上にステロイドが使われている。せきを切ったような流れである。
血栓症についても血液検査で早期に見つけ、ヘパリンという既存治療薬で対応すればいい。
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もちろん、過信は禁物。
マスク、手洗い、3密回避、は基本として。
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2020/10/2 日経
新型コロナに関して医学的にはわからないことがたくさんあるのは確かだ。
ただ、乱暴な言い方になるが、効果のメカニズムが不明でも治るということが大事。日本の医療水準は高く、きちんと治療を施せば、十分克服できる病になった。
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注意をしながら、
人と会うことや、時間を楽しむことを、回復する。
でも、まだ、気疲れするのは確かなのですが。