2020.08.09

今年の修学旅行

こんにちは、大阪発公会計ブログ担当の船戸明(公認会計士)です。

 オンライン会議と、
 膝突き合わせての対話と。

 当たり前ですが、違います。

 連絡や定例会ならオンラインでも可能。
 2つ出ている読書会のうち、1つは、今もオンライン。
 時折、子どもが乱入することもあり、それはそれで愉快です。

 ただ、アイデアを出したり、
 想定していない閃きを得るには、
 やはり対面が必要でしょう。

 計算できない何かが生まれるのは、
 五感を使った対話からなのだと思います。


 7日の京都新聞に掲載された
「VRで京を修学旅行」という記事。

「JTBは6日、VR(仮想現実)映像などを駆使し、学校にいながら京都巡りが体験できる「バーチャル修学旅行360」を開発し、31日から全国の学校の予約を受け付けると発表した」(7日、京都新聞)。

 うーん、今年は仕方ないのでしょうか。

「舞妓らとのビデオ通話や伝統工芸体験も織り交ぜ、子どもたちの思い出づくりをサポートする」(同)。

 舞妓さんと、どんな会話をするのでしょう。

「VR映像の視聴や、ビデオ通話に必要な機器をレンタルし、子どもたちは教室や体育館で「修学旅行」を楽しめる」(同)。

 やはり、今年は仕方ないのでしょうか。

 枕投げもできませんし、
 とても「楽しめる」とは思えませんが、
 この状況での創意工夫には頭が下がります。

 将来、リアルで、ぜひ、京都に来てもらえれば。

 音、匂い、熱気、人いきれ、思いがけない親切……

 仕事が、完全にテレワークにはならないのと同様、
 旅行が、完全にVRになるとは思えませんので。


CONTACTお問い合わせ

PAGE TOP