2020.05.17
少しだけ、自分のこと
こんにちは、大阪発公会計ブログ担当の船戸明(公認会計士)です。
不要不急の外出ができないと、
人は、家の掃除をしたくなるのでしょうか。
ゴールデンウィークのさなか、
燃えないゴミの日に、大量のゴミが出されていました。
あまりに大量で大丈夫かなあと思っていたら、
案の定、収集ができない。
夜になっても、ゴミは大量に残ったままでした。
翌朝は、燃えるゴミの日。
さて、それまでに、
自分たちの家で出した燃えないゴミは、
皆さん、持ち帰ってくれるのだろうか。
そして、翌朝。
窓から外をうかがうと、
燃えないゴミの山に変化なし。
うーん、どうしよう。
燃えるゴミを出す場所がない。
そう思いながら、
ひとまず朝のランニングへ。
帰り際、
同じく燃えないゴミの山が残った別の置き場で、
おじさんが、せっせと、燃えないゴミを移動させていました。
そうか、その手があるか。
場所は、作ればいいのです。
6時台に、
大量のゴミを動かすのは、ちょっと騒々しい。
ということで7時前後に、
燃えないゴミのちょっとした場所換えをして、
燃えるゴミをまとめて置けるスペースを作りました。
京都精華大のウスビ・サコ学長は、
日本人について、こう語っています。
「…また「自分ではない誰かがしてくれる」気持ちが強い。サービスが整いすぎているのが日本の弱さで、知恵や能力を使う機会がなく、自ら考えて動くのが苦手で他責傾向がある」(14日、AERA.dot)。
家事も、
公共のことも、
少しだけ、自分のこととして考える。
そのことに気づかせてくれたのは、
近所のおじさんでした。
走ると、たまに、こんな発見もあるものです。
ちなみに、燃えないゴミの山は、
燃えるゴミが出始めた頃、
きちんと収集に来てくれました。
そのことを皆さん知っていて、
自分のゴミを引き取らなかったのだろうか。