2020.05.10
ごめんなさいと言えるように
こんにちは、大阪発公会計ブログ担当の船戸明(公認会計士)です。
昨年11月にNHKで放送された『クローズアップ現代』。
ステージ4のがんを患いながら、
最新作『海辺の映画館』を完成させた、
映画監督、大林宣彦さんへの密着取材です。
その中で、
前作『花筐(はながたみ)』のパンフレットにもなった
大林監督の言葉が紹介されました。
ひとは、
ありがとうの数だけかしこくなり、
ごめんなさいの数だけうつくしくなり、
さようならの数だけ愛を知る。
37度5分が4日間続く。
当初、受診の目安とされたこの基準、
どうやら、私たちの「誤解」だったようです。
「目安ということが、相談とか、あるいは受診の一つの基準のように(とらえられた)。我々から見れば誤解でありますけれど…」(厚労相発言)。
「ごめんなさい」と言えない人たちが多すぎる。
誤解を与えたとしたら申し訳ない、
という謝罪とは言えない言い分がまかり通る、
うつくしくない国になってしまいました。
素直に謝る。
言い訳しない。
間違えれば、
誰かが指摘してくれて、
いい方向に転じることができる。
それくらいに開き直ろうかと。