2019.11.03
首里城の再建
こんにちは、大阪発公会計ブログ担当の船戸明(公認会計士)です。
フランス、ノートルダム寺院の火事が起きたのが今年4月。
今度は、日本で、大きな火事が起きました。
沖縄の首里城。
かつて、2度ほど、訪ねましたが、
正殿を前にしたときの光景は、妙に覚えています。
正殿前の広場に立ち、
思い出していたのは、はるか昔に訪ねたモスクワの赤の広場でした。
こうした広場で、かつて、
どのような光景が繰り広げられてきたのだろう。
そんなことを考えていたような気がします。
「14世紀半ばから後半に築城された首里城が全焼したのは4度。2度は沖縄戦を含む戦火で2度は失火によるとされる。中国からの冊封使を迎えた首里城はかつて琉球国が国際社会への参加を演出する場で、戦後は沖縄戦からの復興の象徴に。いつの時代も県民の心のよりどころだった首里城は、度重なる焼失にもかかわらず復元されてきた」(1日、沖縄タイムス)。
今回も、本土復帰50年の2022年5月までに、再建を目指す。
玉城デニー知事はそんな意向を表明しました。
ちなみに、再建募金一覧は、こちらのサイトで紹介されています。
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-1019118.html
そういえば、地震によって大きな被害を受けたのが熊本城。
その熊本県も、早々に再建支援を発表しています。
「本日、首里城の火災を報道で知り、大変ショックを受けました。先ほど、私から沖縄県に電話でお見舞いをお伝えしました。本県においても、県庁及び各広域本部、地域振興局に募金箱を設置し、熊本県民の思いを沖縄県に届けたいと思います。また、熊本地震の経験で培ったノウハウの提供など、できる限りの支援を行って参ります」(蒲島郁夫熊本県知事、10月31日、琉球新報)。
シンボルの焼失。
それがどういうことなのか。
折りにふれ、想像し続けたいと思っています。