2019.05.05

社会への関心

こんにちは、大阪発公会計ブログ担当の船戸明(公認会計士)です。

 働き方改革が叫ばれるようになり、
 ずいぶん時間も経ってきました。

 長時間労働。
 生産性の悪さ。

 そこから引き起こされる問題は多々あるのでしょうが、
 その代表的な1つが、社会への無関心だと、私は思っています。

 自分のことで精一杯。
 自分の関心の外に出ない。

 大企業の会社員と話をしていると、
 当り障りない話しかせず、
 話題が深まらないことに驚くことが多々あります。

 自分の言葉を持たず、
 常に誰かの顔色を伺いながら話す。
 その習性が深く身体化してしまうことが、
 長時間労働をはじめとする組織への帰属の大きな問題でしょう。
 
 
 昨日、京都駅近くにある大垣書店に出かけました。

 大阪、京都にある大きな本屋さんで、
 唯一、本に呼ばれる感覚を味わえる本屋さんです。
(感じ方には個人差があります)

 そこで購入した1冊が『団地と移民』(角川書店)。

 著者はジャーナリストの安田浩一さん。
 だからこそ購入したのですが、
 安田さんの熱い言葉と行動力は、
 何冊かの本と対談イベントで体感しています。

『ネットと愛国』
『「右翼」の戦後史』
『沖縄の新聞は本当に「偏向」しているのか』
 などなど。

『団地と移民』の表紙裏には、こんな記述があります。

「団地。そこは、かつて「夢と希望の地」だった。しかし、いまは都会の限界集落と化している」。

 自治体で話しているときに、
 団地が話題に上ることもしばしば。

 この本で書かれているようなことが起きているのかどうか。

 まずは、安田さんの言動に、
 しっかり耳を傾けたいと思います。


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