2019.04.07

受賞辞退

こんにちは、大阪発公会計ブログ担当の船戸明(公認会計士)です。

 三度目の正直。
 二度あることは三度ある。

 さあ、どちらになるだろう、という場面が日常にもあります。

 先日、現役引退を発表したイチロー選手。
 これまで国民栄誉賞を辞退されたこと、2度。

 2001年と2004年です。

「まだ28歳で発展途上。野球人生を終えた段階でいただけるよう頑張りたい」
「現役の間はいただくわけにはまいりません」

 そして、今回、3度目の打診も辞退されました。
 結果的には後者の「二度あることは三度ある」。

「人生の幕を下ろした時にいただけるよう励みます」
 つまり、一生、もらう気はない、という宣言ですね。

(コメントは、いずれも4月6日、日刊スポーツより)
 
 
 個人的には、「どうでもいいで賞」と思っています。
 どう考えても、政治的に利用されるだけ。
 いや、もらえるほどのことを何もしていませんけれど。

 子どもたちに話を聞くと、「よく分からん」との答え。
 いや、素直な反応だと思います。
 
 
 イチローさんの辞退について、
 コラムニストの小田嶋隆さんはこう言いました(ツイッター)。

――――――――
「イチローが国民栄誉賞に値しない」
 のではない。
「国民栄誉賞がイチローに値しない」
 と考えるべきだ。
 これまでに2度までも断られているのに、3度目の授賞を伝えたこと自体が、失礼であることを自覚してほしい。どうせ
「今度こそ断れまい」
 とタカをくくっていたのだろうからして。
――――――――

 三度目の正直、と考えた。
 そしたら、二度あることは三度ある、だった。

 そんなこと、
 これまでのイチローさんの言動を見れば想像できたはずなのに、
 なんとも格好の悪いことで。



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