2019.03.31

3月31日のプレゼント

こんにちは、大阪発公会計ブログ担当の船戸明(公認会計士)です。

 アマゾンで発注した、
 関根稔先生の『続々税理士のための百箇条』(財経詳報社)。

 3月15日に「本日到着予定」というメールが来たのですが、届かない。
 履歴を追うと「お届け済」となっている。
 おかしいなあ、どこに行ったのだろう、と思っていたのですが、
 なぜか、今日、事務所に来たら届いていました。

 どこを旅してきたんでしょう。
 謎は謎のままですが、ともかく年度内には無事届いてくれました。
 
 
 読むのが楽しみなのですが、
 仕事をしたり、文章を書いたりするうえで、
 常に意識しておきたいことを語ってくれている箇所をご紹介します。

 内田樹先生も、
 どうせ書くなら、誰も書きそうにないことを書く、
 とおっしゃいました。

 お2人の敬愛する先生から、
 同じメッセージを受け取ったような気がします。

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 コラムを書く、論文を書く、書籍を執筆し、仕事をして、講演会の講師を引き受ける。その全てについて「無いモノを作り出す」という気持ちで対応してきた。私の本業は弁護士業だが、原告と被告が喧嘩をしてゼロサムゲームを実践する。そのような訴訟手続からは付加価値は作り出せない。第3の解決策を模索するからこそ「無いモノ」を創り出すことができる。そして、いま訴訟を起こさない法律事務所を経営している。
「有るモノ」を、詳しく、詳細に説明するのは職人の仕事だ。仮に、ゴッホの絵も、いまの藝大生であればゴッホよりも上手に描けると思う。しかし、「無いモノ」を創り出すから芸術家であり、先駆者なのだ。だから私が生きている価値があり、君が生きている価値がある。

『続々税理士のための百箇条』P.129
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