2019.01.13
1対1の関係で
こんにちは、大阪発公会計ブログ担当の船戸明(公認会計士)です。
2017年10月、衆議院選挙。
確か、その前夜、帰宅のため最寄り駅に着くと、
ある候補者が最後のお願いをするために乗降客と握手をしていました。
民進党、希望の党、立憲民主党。
なんだか激しい動きのなかで、まったく解せない行動をとった方でしたので、
私も握手をしながら「理解できない、残念だ」と伝えました。
もちろん、そんなことは言われ続けていたでしょう。
苦渋の表情をされましたが、結果的に苦渋を味わうのは、こちらですから。
で、つい先日、
同じ方が、今度は朝、最寄り駅で声を上げていました。
地元、市議会議員候補者(?)の応援だったような。
私は1年少し前の、
あの夜の光景を鮮やかに思い出しました。
が、当たり前ですが、先方は私のことなど覚えているはずがありません。
あのときはどうも、と声がかかるはずもなく。
所詮は、1対Nの関係の中の、
Nの8949番目(適当です)なのです。
とくに挨拶するでも、目を合わせるでもなく、
朝の通勤電車に私は吸い込まれていきました。
1対1で向き合える環境にいたい。
1対1で向き合える仕事をしよう。
そんな気持ちをあらたにして。