2018.11.18

ゆるキャラのゆるくなさ

こんにちは、大阪発公会計ブログ担当の船戸明(公認会計士)です。

 ふるさと納税の競争も激しいようですが、
 ゆるキャラのグランプリ争いも過熱気味。

 15日の毎日新聞です。

「ゆるキャラグランプリ(GP)2018」に参戦する三重県四日市市のマスコットキャラクター「こにゅうどうくん」に、市職員が大量の組織票を投じていた問題は、他自治体でも同様の投票例が確認され、一部自治体の行き過ぎた行為が明らかになった」。

 まず8月。

「当時、GPの順位は3位。森市長が「四日市で日本一はそうはない。千載一遇のチャンス」と協力を呼び掛け、「できれば1人10票ほど投票してほしい。担当の観光交流課からアドレスを配布することで(票差を)埋めていきたい」と発破をかけた。最後は市長が管理職一人一人と握手し、参加した一人は「選挙集会のようだった」と振り返る」。

 読んでいるだけで、気持ち悪い。

 次に10月。

「「市長から職員の皆様1人につき、現在の投票に各5票を加えて投票していただくように、との指示がございました」。観光交流課が大量に作成したアドレス約1万2000余が各部局へ配られ、その中には消防本部など緊急性の高い職務を所管する部署もあった」。

「さらにインターネット投票締め切り3日前の今月6日の各職場の朝礼では、市長のメッセージが読み上げられた。「日常業務を超えて一つの目的に向かい、全職員で取り組む姿勢こそが今後の市役所の大きな力になる」」。

 全職員。
 全社一丸。

 こういう話には、とてもついていけそうにありません。
 
 
 四日市の場合、市長が積極的な様子。

 曰く、
「大量の捉え方などに議論があり、ルールを逸脱した意識はない」と。

 なるほど。
 でも、単純に、ちょっとカッコ悪いと思いますけど。


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