2018.08.26
現金はどこへ
こんにちは、大阪発公会計ブログ担当の船戸明(公認会計士)です。
自治体でも、いろんな不祥事が記事になりますが。
先日は、私の住む京都府宇治市について、市役所の金庫から94万円を紛失した、というニュースが配信されました。
「市によると、紛失した現金は遺産の引き取り手が不明で、市が火葬した市民が保有していた現金。会計室にある地域福祉課の金庫で4人分の計約135万円を保管していたが、9日に職員が引き取り手が見つかった1人分の現金を取り出そうとしたところ、紛失に気付いた。10日に再び確認したところ、別の1人分の現金がなくなっていることも分かったという」(17日、産経新聞)。
で、山本正市長のコメントは、「業務の再点検と問題点の整理を行い、再発防止に取り組む」と。
こういう事件を見たときに、批判することは簡単ですが、いかに自分のこととして考えるか。
自分の所属する場所で起きたら?
自分の所属する場所で起きないようにするには?
自分で経験できることなど、たかが知れています。であれば、他人の経験を自分の経験として吸収することと、1つの経験から数多くを学ぶことが必要なのだと、私は思います。