2018.04.29
ある交差点の話
こんにちは、大阪発公会計ブログ担当の船戸明(公認会計士)です。
自宅から徒歩5分くらいの場所にある比較的大きな交差点。
この4つの角には、
結婚式場
葬儀場
障害者施設
郵便局
が並んでいます。
障害者施設は最近できたばかりで、まだオープンしていません。建物の全貌が明らかになり、その斬新なデザインに驚いています。1階はカフェになるのだとか。
それにしても、この交差点、人生のいろんな縮図のようです。
結婚して、家族が増え、苦労も喜びも重ねていく。
自分自身が、あるいは家族が、いつどんな障害を負うかも分からない。
生きている間、手紙や贈り物や電話やメールで思いを伝えあう。
そして、いずれ時がたち、お迎えがやってくる。
人生の転機だったり、人への思いが交錯したり。休日はほぼ通らない日はないのですが、近くにこんな交差点があるだけで、少し身が引き締まる思いを抱きます。
長渕剛さんに『交差点』という歌があります。さびしく切ない歌なのですが、何かの折に、ふと口ずさんでしまいます。
輝いてるね昔が
きっとそれは本当だね
優しくしてあげたくて
優しくしてあげられなくて
わかり合えないはがゆさを
感じ始めた僕らが
愛の道しるべ探し
たどりついた悲しい交差点
きのうも通り、今日も通るだろう交差点。何だか特別な場所が1つ増えたような、そんな気がしています。