2017.06.04

前例を超えて

こんにちは、大阪発公会計ブログ担当の船戸明(公認会計士)です。

 前例がないなら、作ればいい。

 そんな台詞を、どこかで聞いた記憶があります。映画だったか、テレビドラマだったか、あるいは何かの本だったか。

 先日、ある場所で「どうしてこういうやり方なのですか」と訊いて返ってきた言葉が、「これまでこうしていましたので」。

 久しぶりに真正面から「前例通り」という反応を受けたような気がします。誤解があるといけませんが、前例通りにすることが悪いわけではありません。私の日常業務も、おそらく9割以上は前例通りではないでしょうか。

 ただ、前例通りに行動する前に、前例を疑うことは必要だと思います。

 これでいいのか。
 これまで通りでいいのか。
 相手の状況や関心は移ろっていく。
 その中で、自分のやることは前例通りでいいのか。

 人に「前例通りでいいんでしょうか」と言わなければならない機会が増えてきました。人に言う以上、まずは自分が前例通りでいいのかと疑うことを忘れてはならない。その疑問から、新しい発想やさらなる進化が生まれるのだと思います。




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