2017.03.19
卒業シーズン
こんにちは、大阪発公会計ブログ担当の船戸明(公認会計士)です。
先週、町で着物姿の方を見る機会がたくさんありました。いろんな学校で卒業式が行なわれたのだと思います。
私もなぜか今年は縁あって、とある卒業式に参加する機会がありました。大学の卒業式以来(といっても子どもたちの卒園式や小学校の卒業式はありましたが)のこと。ある来賓の方が「節目節目に人間が作ってきた儀式」とおっしゃっていました、その通りだと思います。
卒業証書授与。
式辞。
訓示。
来賓挨拶。
送辞。
答辞。
途中、『贈る言葉』のオルゴール演奏などもかかり、最後は、いきものがかりの『ありがとう』。
関係者がいたというわけではないのですが、やはり式典というのはピシッと背筋が伸びた気がします。
卒業生は、周囲の人に感謝すること、これから社会に貢献していくプロになること、いろんな荷物を背負わされたことでしょう。プロとアマとの違いは責任の重さだ、というメッセージもありました。
総じて、自分が学んだことや自分が身につけたスキルは、自身のためというよりもそれらを持っていない人のために使いなさい、ということを言葉を代えておっしゃっていたのだと、私は思います。
いったん社会に出れば、社会人であることから卒業することはありません。いろんなことを感じながら過ごした2時間弱は、私にとっても貴重な時間となりました。来年も同じところの卒業式に参加することになると思いますが、その時には今回の在校生がどんな表情になっているか、私自身がどう感じるのか、これから楽しみに待ちたいと思います。