2015.01.11
初詣の閃き
こんにちは、大阪発公会計ブログ担当の船戸明(公認会計士)です。
今年の仕事始め(というよりここ数年の仕事始め)は、エアーズのメンバーとともに初詣に出かけること、でした。
今年はお参りに加えてご祈祷もお願いし、新年の朝、新鮮な空気のもと、すがすがしい気持ちになりました。
今年の書き初め(2日)で書いたのが「原点」という言葉。年賀状でも、「原点回帰」という言葉を、いろんな方へのご挨拶にしたためました。
なぜ会計士になったのか。
なぜ税理士になったのか。
その原点、初心を見つめ直しながら、1日1日を真摯に歩んでいきたい。そんな思いをこめて。
ご祈祷を受けているときに、ふと思いました。
そうか、原点というのは帰るところではなく、探すものなのだ、と。
たとえば、なぜ会計士になったのか、について。
もちろん、会計士を受験すると決めたとき、どうして受験したいかの思いはそれなりにありました。ただ、その動機が原点のすべてかというと、そうではないような気がする。会計士になった後、それなりに経験のしわを刻んできて、振り返って気がつくことも多々あります。
ああ、こういうことがしたかったんだ。
ああ、こういうことがしたくなかったんだ。
日常の中で、毎日いろんな発見がある中で、自分がやりたかったこと、やりたくなかったことを見つけていく。これも「原点」なのではないかと、ご祈祷を受けながら、ふと思ったのです。
もっとも、かつて流行った「自分探しの旅」のように、「原点探しの旅」をしようということではありません。ただ、原点というのは「どこかにあるもの」ではなく、「毎日発見するものなのだ」という認識は持っておいたほうがよいのではないか。そう思います。
2015年の最初の1週間は、密度濃く過ぎていったような気がします。
その密度を保ちながら、今年1年も無事過ごせるよう、今日は戎さんに出かけようかと思っています。