2014.08.24
行政と市民
こんにちは、大阪発公会計ブログ担当の船戸明(公認会計士)です。
昨晩、年に1度の地蔵盆が、地元の町内会で開催されました。近隣20件くらいの町内会で、ささやかな酒宴を開いて交流を深める、というもの。
今年は例年と違い、宇治市の職員の方が3名来られて説明をされる機会がありました。来年1月から、プラスチックの分別収集が始まるそうで、その分別の仕方を説明してくださったのです。
地蔵盆という近隣から多くの家庭が集まる機会を利用してのこと。3名の方が皆さん真摯な態度で、しかも、この1回で説明が終わったわけではなく、極端な話1名の方にでも説明します、とおっしゃっていたのが印象に残っています。
さらに、プラスチック分別収集に関する絵本のような小冊子も配ってくれたのですが、それが全て「自家製」なのだそうです。文章や内容などの企画をされたのは3名のうちの1名の方。実際に絵を描かれたのも宇治市の職員さんなのだとか。本当に素晴らしい仕事をされているなあ、と、感心した次第です。
リーダー格の1名の方が、最後におっしゃいました。
政策というのは、導入しただけで浸透するものではありません。
市民の方の理解が得られないと、効果は半減します。
こういう説明会のためになら、どこにでも出かけますので、いつでも声をかけてください。
それがリップサービスでないことは、3名の方の立ち居振る舞いから十分に伝わってきました。確かに1度の説明で理解するのは難しかったのですが、しっかり分別しようという気持ちは間違いなく強まっています。