2020.07.12

経済で守る命

皆様お疲れ様です。

緊急事態宣言下において自分自身に不甲斐なさを感じる葛藤の日々の中、我が大阪府の知事は、私の知る限りでは全国に先駆けていち早く「医療で守る命」と「経済で守る命」の両立を目指すと宣言され、様々な独自対策を打ち出し実践してくださって、今日現在に至ります。

医療従事者に対する感謝の気持ちを基金として創設され、直接的に医療に携わる事はできないけれど間接的に応援できるという仕組みをふるさと納税という形で可能にする事は、私のようにモヤモヤを感じていた方や、医療従事者を心から応援したいという方々の心の拠り所になったと思いました。
知事が次々に打ち出される様々な政策については、その手法や内容に賛否両論はありますが、私はその「医療で守る命」と同じ重さの「経済で守る命」の両立こそが、今の日本にとっての根本なんだという言葉に救われた一人です。
自分は医療従事者ではないので直接医療で命を守る仕事ではないけれど、経済の命を守る為に仕事をしている、と思うことができました。
きっと、医療現場やそこに関わる場所で働く方々以外の人々は、何らかの経済の命を守る為に仕事をしていると私は思います。
働いて給料や報酬を受領する、という行為は、その労働力が何かを生み出しそれがモノやサービス等成果物は様々ですが、世の中の誰かの何かの為になり、それに対して対価が支払われ、それが給料や報酬となって個人に支払われます。
お金を稼ぐという事は、中には例外もありますが多くはその提供されるモノやサービスに対して相手方がお金を支払う事で成り立ちます。
なので、働いてお金を受領してる全ての人々は経済の命を守っているんだ、と私は思います。

様々な情報が錯綜する未知のウィルスとの闘いの中、自分なりに一生懸命働こうと勇気をもらえたような気がします。

6月30日においては、大阪モデルの象徴であり府民国民に勇気を与えてくれていた通天閣さんの緑のライトアップが一旦消灯され、これからはウィルスとの共存共闘という新たなステージを府民国民の皆で歩んでいくという意識が必要だと感じます。
ただ、大阪府ではつい先日までゼロであった感染者数が、7月上旬を過ぎた今現在、少しずつ再び増加傾向にありやはり戸惑いはありますが、当たり前のように感染拡大防止策を取りながら、微力ではあるけれど自分にできる精一杯を考え、実践していこうと改めて思う2020年下半期のスタートでした。

米田 彩


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