2020.07.01

緊急事態宣言下において

前回ブログ更新から数ヶ月の間に私達を取り巻く情勢が非日常になってしまいました。

7月1日現在においては全国の緊急事態宣言も解除され、ウィルスとの共闘共存の中でいかに経済活動を回していくかと様々な対策を取りながらの日々ですが、時は少し遡り、2020年4月7日。

新型コロナウィルス感染拡大防止策として日本政府は史上初の緊急事態宣言を発令し、学校は休校、通勤も外出も可能な限り自粛、弊社も基本在宅勤務体制となりましたが、個人的に決算作業を抱えている等の諸事情により私自身で拡大防止及び防衛対策を取りながら基本的に事務所業務の日々でした。
また、身近な世の中においては、平常時であれば通勤ラッシュの混雑率が150%超である大阪メトロ御堂筋線がラッシュの時間帯にガラガラという目の前の光景には驚きを隠せず、国内外問わず観光客や地元の人達でごった返していた道頓堀も梅田も、百貨店・商業施設・飲食店は軒並み閉店、街中には人が一人もいないという今まで見た事のない光景がニュースで映し出されていた宣言下の日々でした。

緊急事態宣言を受け企業経済活動にも自粛要請が出された結果、弊社の顧問先にも休業等による売上減等によりダメージを受けている会社があります。
前代未聞の状況下において、その会社の財務状態を認識し理解している私達が、何とか事業を継続できる方法を模索し社内社外問わず交渉し、会計税務の専門家として会社等が事業継続できるよう奮闘する日々です。

このような緊急時において、ここ10年間の大規模な自然災害であれば東日本大震災や今回の新型コロナウィルス感染拡大等が起きてしまった状況下においては、毎日ニュース等で目や耳にする辛く悲しい映像や記事に対して、私は自分が医療従事者でない事に対して不甲斐なさを感じる事が多々ありました。今自分の仕事をしていていいのだろうか、災害ボランティア等に参加した方がいいのだろうか、けれども足手まといになるだけだろうか、等々・・・。

もちろん今は、自分のできる精一杯で仕事をしようと思うのですが、不眠不休で患者さんの命を守る事に奮闘されている医療従事者をニュースで目にする度に、やはり自分に対して不甲斐なさを感じずにはいられませんでした。(次回に続く)

米田 彩


CONTACTお問い合わせ

PAGE TOP