2019.07.25
咄嗟の出来事
おはようございます。
梅雨が明け、ニュース内週間天気予報の連日最高気温34度が平年並みとのお天気お姉さんの解説に平年並みってそんな暑かったっけ、と過ぎ去った昨年までの猛暑を思い出しながら、既にバテ気味の身体に鞭打ちつつ、業務をなんとかこなす日々です。
先日通勤時、乗換駅のエスカレーター降り口付近において、女性がふらつきながら転んだのを目撃し、「あっっっ!!!」と思いながらも「大丈夫ですか」と声をかけるのを躊躇している間に、年配の女性が「お姉ちゃん大丈夫?」と言いながらさっと手を差し伸べ、転んだ女性を端っこに誘導しているのを目の当たりにし、「かっこいい~~~!!!」と思いました。
咄嗟の出来事に声をかけるのを躊躇ってしまうのは、自分が転んだ立場だったらそっとしておいてほしいかなぁ、とか、けどその場にいる人達全員に無視されるのもキツイなぁとか色々と余計な事を考えてしまってタイミングを失い、あとから「やっぱりすぐ声をかければよかったかな」等々、思ってしまう事もあります。
いつも乗っている通勤電車での周りの人々は皆スマホを見たり音楽を聴いたり本を読んだり、自分もその内の一人で、他人には全くの無関心を装いながら淡々と仕事に向かい家路に着く日々ですが、朝の通勤電車内で具合が悪くなってしまって座り込んでしまった際には、周りの人達に親切にしてもらった事があるので、皆無関心を装いながらも困った人には手を差し伸べる優しい方もいるなぁと嬉しくなったりもします。
誰かが困っている時には声をかけられるように、朝や夜の慌ただしく忙しい時間帯にでも、心にある程度気持ちの余裕を持って日々過ごすことができたら、と思いつつ、様々な業務や生活に追われ必死になり過ぎていつの間にか1ヶ月・半年・1年が過ぎていってしまう日々ですが、私がかっこいいと思った年配の女性のように、咄嗟の時に行動することのできる人でありたいなぁと思った出来事でした。
米田 彩