2016.04.11
東北旅行②
おはようございます。
そんなこんなで昨年秋の連休に、初めての福島県・宮城県へ向けて飛び立ちました。
伊丹空港から仙台空港までは1時間ちょっとで、仕事でも飛行機は乗りますが、本当に便利だなぁと毎回思います。空港までの時間や手荷物検査等に時間は要しますが、それでも新幹線よりも格段に早く目的地に着けますし、限られた時間のなかで本当にありがたい移動手段です。
前日に、たまたまつけていたテレビで大銀杏が綺麗にライトアップされた映像が映し出され、それが福島県喜多方の新宮熊野神社というところで、ここにも連れていってもらおうとチェックし、ガイドブックを見ながら福島県・宮城県には他にも見所満載で行きたいところをピックアップしつつ、完全に観光旅行の気分でした。
空港で兄に出迎えてもらい、兄は福島県の地酒の名前がたくさんプリントされた渋すぎるトートバックを片手に持ち、お兄ちゃんどんだけ酒好きやねん!!と突っ込みながら、早速、空港にある牛タン名物のお店に入って牛タン定食のお昼ご飯をいただきました。
数年前、うちのボスから出張土産でいただいたレトルトの牛タンシチューの美味しさとゴロゴロと入った大きな牛タンの塊に衝撃を受け、仙台に行くからには絶対これをお土産で買って帰ろう、と意気込んでいました。
その後レンタカーに乗って、色々と話を聞きながら目的地へ向かいます。
仙台空港も津波の大被害にあい、押し寄せてきた津波の高さが記録として残されており、また空港の周りも全て流されて広い更地がどこまでも続き、だけど、空港施設等は綺麗になっており、あまりその被害が目で見て感じられず、その時はまだその深刻さが分かっていませんでした。
この年になって兄と車で長い時間2人で居るなんて滅多にないことで、いつもは子供達やお姉さんも一緒なので、なんか変な感じでしたが、普段しない話をたくさんして、主に今福島県にきてやっている仕事の内容を聞きながら。
まず、作並温泉に行ってゆっくり温泉につかり、その後仙台市内の仙台城跡へ登って伊達正宗の銅像を見に行き、その後は名物の海鮮丼を食べに行って、その日は仙台のホテルに泊まるというスケジュールでした。
仙台城跡には資料館があり、歴史を色々と学べるのですが、私は歴史にあまり興味がなく、確か、大学入試のセンター試験では日本史を選択していたはずで、高校3年の時にはかなり勉強したはずなのにほとんど覚えがなく、これは受験が終わったら全て忘れられると思って勉強していた事に起因しており、本当に忘れてしまっていることに唖然としますが、他の科目も例えば、英語や物理・化学なんかも勉強した内容をほとんど覚えておらず、これは当時の受験制度と中身に問題有としておこうと、自分を納得させます。
自分の住んでいる日本の歴史にもっと興味持たなあかんで!!と兄に言われると、歴史って難しいねんもんと思いながら、だけど歴史的な観光スポットを見るのは好きなので、興味があるものは調べるんやけどね~~~と、返答しつつ。
その日は仙台市内のホテルに泊まりましたが、ここでも中国人観光客がいっぱいで、今の日本の消費活動は、本当に外国人観光客に支えられているな、と感じます。
次の日の午後、兄が住んでいた南相馬へ行った時に現実の厳しさと原発の恐ろしさを目の当たりにし、深く悲しくやるせない気持ちになるのですが、次の日の午前中は日本三景松島観光の予定でそれを楽しみにしながら眠りについたのでした。続く。
米田 彩