2017.06.06
別れの季節③
おはようございます。
天気予報では明日にでも梅雨入りだと言われている今日この頃ですが、当ブログにおいて季節はまだ春です(笑)
先日、予約時の電話でいつもヘッドスパを担当してくれていた若手美容師さんの突然の退職を聞き、なんとも言えない気持ちのままいつもの美容院に行きました。
カットを担当してくれるいつもの店長に何かあったんですか、と聞くと、本当に突然の退職希望だったらしく店長とオーナーだけが事情を知っており、ただ、嫌になって辞めたのではなく、懇意にしてくれていたお客さんには何となくの事情はお話ししているんです、と話してくれました。
詳細は控えますが美容師は続けているらしく、頑張っていた彼の姿を見ていたのでそれにはホッとしました。
が、癒しのヘッドスパはこれから誰にしてもらえるのだろうと不安になっていたら、その時間はたまたま空いていたオーナー自らやってくださることに。
この美容院に通い始めて10年以上経ちますが、カットは元々オーナーに担当してもらっていて、ヘッドスパについてはオーナーだけでなく、その時空いている他の美容師さんにもやってもらっていて、たまたま担当してくれた若手美容師さんがすごく良かったのでその後担当してもらうことになっていた次第です。
2年くらい前に系列の新店舗がオープンすることになり、オーナーはスタッフ教育や運営のためこの店の担当顧客を他の美容師さんに引き継いで、ほぼ新店舗へ勤務されていたのが、ここ最近ようやく店長に任せて自分はこのお店に戻って元のお客さんを時々担当してます、とおっしゃっていた矢先。
熟練のプロの技による極上のヘッドスパを受ける事ができました。
久々でとても癒されましたと感謝の気持ちを伝えると、「米田さんはこんな感じの頭皮やったなぁと思い出しながらさせていただきました」との事。
ほんまかなぁ~~??と若干は思いながらも、頭皮でお客さんを判別するなんて素人には感覚も分からず、私は10年前からずっとプロのサービスを受けていたんだと感動しました。
私の漠然とした不安はその言葉で解消され、これからもオーナー率いるプロ集団のこの美容院にお世話になろう、と再確認した春の午後でした。
米田 彩