2016.11.28
プロの仕事④
おはようございます。
プロの仕事第四回目は、残念編です。
数年前顧問先で作業中のこと、役所から毎年送付される納付書が当方で用意できたことに伴い不要になったので事前に役所にその旨連絡したら、「送付されたら破棄してください」と言われ、思わず、「は???」と言ってしまいました。
何のために連絡しているの?送付されたらってどうゆうこと?今、電話を受けたあなたが納付書作成と送付手続きをとめる手配をしろよ、と。
部署間のやりとりやしがらみ等、役所内の手続きの煩雑さは知りません。
切手代82円、しかしそれは確実に誰かの納めた税金であって、その他にも紙代封筒代印刷代人件費を使って不要物を送るの?
まさに、お役所仕事に呆然としました。
中小零細企業では日々、削減可能経費を探して探しまくって、必要なところも身を切る思いで削って削りまくって、節約して何とか利益を出して納税して、そうして納税義務を果たしながら会社を発展させていきたいという思いの方々ばかりで、私達も全力でサポートしているのに、その税金を使う側である行政がそれでは文句も言いたくなります。
その対応した職員がバイトとか正社員とか役職がどうとか関係なく、電話に出た人は、今その瞬間そこの代表になるのだからそういった意識をもってほしいと思います。
また、役所だけでなく民間でも嫌な思いをすることはあります。
事務所の皆でお昼ご飯を食べに行った時のお店でのこと、空いているスペースがあるにも関わらず端っこに案内され、ランチタイムのお客さんをいかにさばくかといった、ある程度店側の都合もあるかとは思いますが、空いている場所に移ってもいいですか、と聞くと、ものすごく嫌な顔をされたあげくものすごく雑な応対に、皆が嫌な気分になりもう他の店に行こうとそのお店を出ました。
その態度は店員さんのその一瞬だけだったかもしれない、その一瞬以外はいつも神対応なのかもしれない、その店員さん以外は皆いつでも神対応なのかもしれない、しかし、その店員さんのその一瞬に遭遇してしまった側は、二度とその店にはいかないと思い、周りの人にもあの店は良くない、と伝わります。
なんでもかんでもクレームをつけたりネットですぐに拡散される今の風潮にはどうかと思いますが、やはりアルバイトであっても正社員であっても関係なく、そのお店の顔として自分はお客さんと向き合うという意識は大切だと思いました。
自分が学生だった頃のアルバイトでは正直そんな意識はそこまでありませんでしたが、今現在、こんな時代だからこそそのような意識は大切で、ブレないプロの仕事に私は日々こんなにも感動するのでしょう。
私を感動させてくれる身近なプロフェッショナルの方々に敬意をはらい感謝しながら、私もそうありたいと心がけようと思いました。
米田 彩