2016.11.02

プロの仕事③

おはようございます。

私が感動したプロの仕事第三弾は、地元の不動産屋さんです。

実家を出ようと思った時、まず不動産屋さんを決めよう、と、とりあえず有名どころに電話してみると、若い男性店員さんの「ちぃーーっす(笑)」みたいな軽~~い感じの接客応対に、ちょっとその対応は無いわ~~~、といくつか不動産屋さんに連絡し、辿り着いたのが全国展開はしていない地元密着型の不動産屋さんでした。

今までの軽い応対でなく落ち着いてこちらの話を聞いてくれる、それだけで初めは感動しましたが、その後も丁寧に対応してくださり、初めての引っ越しはそこにお願いしました。

引っ越しなんてそう頻繁にはしないけど、もし知り合いが不動産屋さんを探していたら私はそこをおススメするし、今後自分の物件探しはそこでお世話になろうと心に決め、結局、最初の引っ越しを含めその後3回ともそこにお世話になってます。

やっぱり、人なんですよね。

有名な大企業でも対応してくれるその人がイマイチだったらもういいわ~~~、となるし、感動する接客応対にはまた次もその人やそのお店にお願いしたいと、思いますよね。

松原に本社を構える弊社のお客さんが、同じ市内に倉庫兼事務所を借りるのに私と同じ不動産屋さんで契約したと知り、世間は狭いなぁと思うとともに、やはり私が感動したその不動産屋さんの対応には、その社長さんも奥さんも満足している様子で、素晴らしい不動産屋さんだと心から思いました。

個人の私の仲介手数料なんて大した売上にならないのに、夜遅くても私が納得行くまで何度も一緒に物件を見て回ってくれて、また、振り込みに行く時間がないと言うと自宅まで集金に来てくれたり、申し訳ないですねと伝えると、それが自分達の仕事ですから、と嫌な顔ひとつせず、最後まで気持ちの良い応対にとても感動しました。

プロの仕事とは、まさにこのこと。

お客さんを喜ばせ感動させて、リピーターにしてしまう。

お客さんをいかに喜ばせるか。

当たり前のことは当然の事として、プラスアルファでお客さんに喜んでもらうには何をすればよいか、つい目の前の業務遂行ばかりに気をとられがちですが、一番大切なことを忘れずにこれからもやっていかないと、としみじみ思う秋の夜長でした。

米田 彩


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