2016.09.12
プロの仕事①
おはようございます。
テニススクールコーチのプロフェッショナルとしてのレッスンに毎週感動している私ですが、自分が普段、客として物を買ったりサービスを受けるあらゆるお店や場所でプロの対応に感動したり、嫌な思いをすることもあります。
今回はテニスコーチの仕事ぶりを改めて。
ある日のレッスンが始まり、コーチの声がいつもと違う感じだったので、聞くと「風邪気味な体調の中、連続するレッスンで声を出しているうちに喉がやられてしまった」との事。
体調管理は社会人として最低限の責任とは言いますが、不可抗力で体調不良になってしまうことは誰もが経験しているはずで、それでもその人の代わりは誰にもできなくて休めない仕事もあります。私達の業務もそうである部分が多々あります。
同じ結果が出るならば誰がやっても同じという仕事や業務もありますが、テニスコーチはそうじゃない。そのコーチのレッスンを受けたいから該当する時間帯を選び、仕事やプライベートの都合をつけ、生徒さん達は皆レッスンに参加しております。
「大丈夫ですか」と皆心配しますが、「声は本調子でないですが、大丈夫です!」といつも通りのレッスンをしてくださる爽やかコーチでした。
おそらく熱もあがっているだろうけど測って何度あるか知ると余計にしんどくなるし、結局やることは変わらないし、と後から話をされていたそのコーチ、ボール拾いやコート整備等、レッスンを受けている私達がすればよいことをいつも率先してやってくださり、その日も「私達でやりますよ」というのを「大丈夫、大丈夫」と、いつも通りされていたのでした。
人気のコーチで初心クラスから上級クラスまで幅広くレッスンを担当されておりますが、どのクラスも老若男女問わず定員いっぱいで、空き待ちの生徒さんもいるくらい。
可愛くて綺麗でテニスが上手い女性の生徒さんもたくさんいるので、それがコーチの原動力になっているのは少なからずあるでしょうね~~(笑)
全員に対して公平でわかりやすいレッスンをしてくださるXコーチ、アドバイスの的確さやレッスンにかける熱意も素晴らしく、プロの仕事ぶりにますます感動しながら、自分の仕事に対する反省点も色々と考える日々でした。
感動話は続きます。
米田 彩