2016.05.30
星に願いを
おはようございます。
先日、大阪市立科学館のプラネタリウムに行ってきました。
大阪で生活していると、普段肉眼で見られる星は数えるほどしかなく、冬の夜、澄んだ空気の中では、たまにおお~~~と思うくらいの星空を眺めることができますが、旅行先の信州や北海道等の自然に囲まれた場所では、満天の星空を肉眼で見ることができ、感動したのは旅行の素敵な思い出の一つです。
最近では数年前に京都丹波るり渓温泉に行った際、施設内にあったプラネタリウムに行き、ここでは床に寝ころんで解説を聞きながら15分間、天井に映し出された星空を眺める、といったどちらかといえばアットホーム的なプラネタリウムで、小規模ながら結構楽しむことができました。
天体や星に関しても小学校中学校の理科で勉強したはずなのに、やはりほとんど記憶がなく、大人として知っておくべき星の知識もかなり怪しい私ですが、知識があまりなくてもプラネタリウムは楽しめます。
本格的なプラネタリウムは、おそらく小学校の社会見学以来で、今のプラネタリウムは凄いことになっている、と感動しました。
まず、座って早々座席に感動します。ふわふわのシートでほぼフルフラットに倒れる座席、天井いっぱいに映し出される映像を見ることができます。ベッドに寝転がっているような状態で、近くにいた人は結構大きな寝息を響かせながら本気で寝ていましたから、よっぽど気持ち良かったのでしょう・・・・。
夕方から段々と暮れていく大阪の星空が映し出され、スタッフさんの生解説を聞きながら、大阪からワープし、地球上のあらゆる場所や地球以外の場所から見た星空や、過去や未来の星空の再現に、時と場所を越えた宇宙の姿が映し出され、天体観測を楽しむことができました。
終わって外に出ると現実に引き戻されますが、たまには非現実的な空間で宇宙旅行をしているような不思議な感覚を体験するのもいいものだなぁと思いました。
7月7日の七夕には天の川が流れる星空の一部でも実際に見ることができたらいいなぁと願います。
米田 彩