2016.01.22
あの頃の思いを ②
おはようございます。
ちなみに、ブログの冠「税女」とは、うちのボスの一言で決まりました、ご了承くださいませ(笑)
リケ女・ドボ女(土木女子)に続け、第三のブーム、ゼイ女(笑)
そんなこんなで、大学卒業後は専門学校へ通い始め、会計事務所で働くことになりました。
専門学校でプロの講師に教えてもらう簿記三級の講義は、分かりやすいテキストにものすごくわかりやすい説明で、大学教授の難しすぎた講義はなんやったんやろう・・・というくらいに理解できて、ようやく勉強が楽しくなり始めたのでした。(そのあと、簿記二級の特殊商品売買で、再び躓きますが(泣))
しかし、会計事務所に初出勤した日の初仕事は、今でも鮮明に覚えてますが、段ボール数個に入った3月決算会社(そこそこの規模)の1年分の膨大な領収書・請求書等の資料整理でした・・・・・。
とりあえずこれ整理しといて、と言われても、何から手を付けていいものやら、茫然としていたのを思い出します。
また、会計用語も初めて聞く言葉ばかりで、まず「決算」って???「納付書」って何???etc・・・・
私が働き始めた会計事務所は、税理士先生が一人と番頭の女性(母親と同じくらいの年齢のおばちゃん)がいて、職員がいる、といった典型的な会計事務所で、先生は昼間事務所におらず、その番頭さんが全て仕切っている事務所でした。
当時ではまだめずらしかった、会計専門パソコンやサーバーといった最新設備を揃えており、初めて見る私は使い方すらも分からず、皆が殺気立って忙しい中、私が質問をできるのは隣に座っていた先輩でしたが、「大学出てるのにそんなことも分からんの?」と言われ、初めて見るのに分かるわけないやん、大学でそんなん習ってないし、と家に帰ってからは母に愚痴りまくりの日々でした。
おばちゃん番頭さんに怒られ、年下の先輩には嫌味を言われ、これ本当に続けられるのかな、と落ち込む日々でしたが、半年もすると周りのみんなとも慣れてきて、仕事も徐々に覚えながら、順調に簿記三級二級と進み、勉強と実務がリンクしてきて、楽しくなってきたのでした。
簿記を勉強し始めた人にとっては誰もが呪文のように唱えて暗記する「仕入・繰商・繰商・仕入」の仕訳が実務で初めてつながった時にはものすごく感動しました。
これは、こういう意味やったんや!!!
またまた(まだまだ?)続く。
米田 彩