2016.01.13

あの頃の思いを ①

おはようございます。

初めてのブログで何を書こうと散々悩んでおりますが、自身にとっても色々と始まりの年に、これから気を引き締めて仕事をしていくために、自己紹介を兼ねて、会計業界で働き始めたあの頃の気持ちを思い出しながら何回かに分けて綴ってみたいと思った次第です。

税理士を目指そうと思ったのは経営学科に在籍していた大学4年の頃で、それまでは、何となく商品企画開発の仕事とか恰好いいな~、など漠然と思いながら、就職活動のさわりだけは経験していたのでした。

その頃に自営で会社をしていた父親からの「税理士に払うお金もったいないし、お前税理士勉強してみたら?」と言葉がきっかけでした。なんと単純な大学生の自分(笑)。

それでも、あの時父親の言葉があったからこそ今の自分がある、としみじみ思います。

それまでは税理士という職業があることすら知らないで、バイトとサークルばっかりしていた大学生活でした。商経学部経営学科だったため、簿記論や会計論は必須科目で、これを取らないと卒業できない、という環境にもかかわらず、簿記に関しては借方?貸方?という基本的なことがさっぱり理解できず、3回目の受講が終わった試験でようやく「優・良・可」の「可」を取ることができて、何とか卒業要件を満たしたという情けない過去があります。

高校の授業で日商2級まで既に取得している商業高校出身の大学の友達を、羨望の眼差しで見ていたことを今でも鮮明に思い出します。

当時簿記に苦戦していたことを知る友達は、今私が税理士やっていること自体「嘘やろ?」という感じです(笑)。私自身あの頃の自分に簿記を教えてやりたいくらいです。

税理士資格取得のためには何をすべきかを必死で調べて、幸い自分の学科は受験要件を満たしていたので、大学卒業後、簿記3級から税理士会計科目までパックになったコースを専門学校に申込み、同時に会計事務所に就職し、そこから私の社会人兼受験生生活が始まったのでした。続く。

米田 彩

 


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