2019.01.10

今年の書初め

新年明けましておめでとうございます。

本年も宜しくお願い申し上げます。

皆さん、年末年始はいかがお過ごしだったでしょうか。

私は年末30日まで仕事をしておりましたが、緊張感が切れたのか体調を

崩してしまい、つらいお正月でした。。。

 

さて、そんな中、毎年恒例の書初めをお正月にさせていただきました。

11年目を迎え、改めて感じることですが一定の品質をしっかり確保して

サービスを提供し続ける、ということがいかに大切か。

 

エアーズの生命線は『品質』です。

 

1つの失敗が、エアーズをこの世から消してしまうこともありうる

のです。私はあずさ監査法人時代に、国際的な提携先であった米国の

アンダーセンの破たんを真横で見てきました。

信用の失墜はあっという間に広がってしまい、再起不能に追い込まれます。

 

毎年書初めをしていますが、これらを胸に、今年の文字は品質管理の

『品』としました。

 

この『品』という字を辞書で調べてみますと、意外なことがわかりました。

私はてっきり口が3つあるのかと思っていましたが、実はそうではなく、

違った形の器を3つ置いた形というのが漢字の成り立ちのようです。

様々な個性を認めあいつつ、違いを認識し優劣をつける、ということだそうです。

個性を認め合うという点も好きですが、優劣をつけるという意味があるのは、

なるほどと思いました。

確かに、品質とか品格とか、チェックして優劣をつけるような意味が

含まれているように思います。

 

現代の『品』には大きく2つの意味合いがあり、

モノと人に関する意味です。

モノ:品物。エアーズでは物はないので知識を読み替える
ヒト:品格。人格。

エアーズにおける品質とは、

知識(品物)の質 と 人間(品格=コミュニケーション)の質と言えるでしょう。

そして、三つ目の器(口)には何が入るか。

私は、ここに『時間』を入れるべきと思います。

 

知識を得る、コミュニケーションをとる、いずれも時間がないと達成できない事です。

従って、知識をつけたり、人とコミュニケーションをとることの前提となるのは、

そのための『時間』を確保することなのです。

 

とかく、時間が無い、時間が無い、という人は大勢いますが、私はこの言葉が嫌いです。

時間は作るものです。誰でも1日24時間、同じ時間が『ある』んです。

 

では、どうやって時間を作るか、ということが今年の最大のテーマです。

そのためには、

①まず、仕事の効率性を上げる



②次に、優先順位を変える



③それでも時間が無ければ、最後は責任感

この3つの順番で時間を作って欲しいという話を年初にエアーズの皆に話しました。

 

まずは、自分の仕事やり方を見直して、仕事を効率化してスピードアップを図り、

時間を作る。それでも時間が無い時は、優先順位を考えて時間を作る。例えば、

少し後でもできる仕事と入れ替える、あるいは手の空いている人にヘルプを求めて

業務を手伝ってもらうなどもOK。それでも時間ができないときは、最後はその人の責任感

によって、夜の時間や休日に時間を作って知識や人間力アップに努める。

 

1日24時間をどう使うか。

誰のために、どのような時間を費やすか。

 

私も45歳です。あとどれぐらいの人生が残っているのかは神のみぞ知るところですが、

1時間1時間を有効に、意味のあるものにして生きていきたいと思います。

 

最後に、エアーズメンバーに公言した今年の公約です。

公約:①20代~30代前半男性2名獲得(税理士又は試験受験者)
②役職員と毎月1名ずつ食事。(もっとみんなの考えていることを知りたい)

というわけで、今年も1年間宜しくお願い申し上げます。

 

井上 豪


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