2016.11.14
滋賀の旅
皆さん、こんばんは。
あっという間に前回の更新から1カ月近く経ってしまいました。
いろんな出来事がありましたが、今回は、日本公認会計士協会近畿会みやこ地区会の
滋賀旅企画を書かせていただきます。
私は同地区会の副会長を仰せつかっているのですが、そのイベントを11月3日の文化の日に
開催いたしました。
滋賀県を堪能する旅ということで、信楽陶芸体験→たねや・クラブハリエの新旗艦店
→近江牛ランチという滋賀県南東部を堪能する豪華な旅を企画しました。
午前9時、JR大津駅の改札に老若男女51名にお集まりいただき、大型バスに乗り込んでいざ出発!
まずは、信楽にある『信楽陶芸村』へ到着し、テンポの良い案内人の方の説明に聞き入りました。
現在は信楽焼の売上の50%は『タヌキ』ではなく『タイル』であり、『タヌキ』は4%しかないこと、
タヌキは集団で生活し家族を大切にする動物なので大正初期から信楽ではタヌキがデザインされて
きたこと、現役で活躍している登り窯は残り1つになっていること、などなど『へぇ~』の連続
でした。
続いて、作り方についての説明を受けた後、手動ロクロの上で粘土を使って創作活動開始。
粘土の使用は無制限とのことで、各人が思い思いの大きさでコップ、皿、花瓶など好きなものを作り、
プロ級の腕前を披露される方もいれば、イメージ通りに作れず途中何度も方向転換する方など様々
でしたが、40分後には約50個の芸術作品が無事誕生しました。約1カ月後に焼きあがった完成品が
自宅に届くとのことで、焼き上がりは10%縮むそうですがイメージ通りに仕上がっているかどうか
楽しみです。
【写真:信楽陶芸村】
その後、バスに乗り込んで『たねやグループ』の新しい旗艦店である『ラ コリーナ近江八幡』へ
移動。この『ラ コリーナ』とはイタリア語で『丘』を意味し、広大な敷地内は一見、スタジオジブリ
の世界?と思うような幻想的な雰囲気に仕上げられていました。当日は、巨大な松明を製作する
『たいまつフェス2016』が開催されており賑やかでしたが、1時間の滞在時間で名物バームクーヘンを
買ったり、施設内を散歩したり、買い食いしたり、快適な秋を楽しみました。
【写真:ラ コリーナ近江八幡】
[caption id="attachment_7181" align="alignnone" width="300"] Exif_JPEG_PICTURE[/caption]
再びバスに乗り込んで、いよいよ本日のランチへ。近江牛で有名な『毛利志満(もりしま)本店』の
名物である近江牛の石焼きコースをいただきました。自社牧場で肥育された最高級の近江牛を使った
牛刺し、にぎり、石焼きは、この投稿を書いている今でも想像すると唾液が…。
明治初期に東京浅草まで牛を歩かせて運び、『米久』という牛鍋専門店を開店して一世を風靡したと
いう歴史を持ち、『三方よし』を旨とする近江商人出身の名店です。
【写真:毛利志満 名物石焼コース】

文句なし!の近江牛ランチを終え、滋賀フルコースの旅は無事にフィナーレを迎えました。
今回のツアーで滋賀県の名産品の70%はカバーできたのでは?というほどの濃い内容でしたが、
私は滋賀県人として、高いハードルのある鮒ずしツアーをいつか実現したいと夢見ています。。。
井上 豪