2015.06.23
マイナンバーと大治郎
みなさん、こんばんは。
たまには、仕事に関係するお話を。
今年10月からいよいよマイナンバーの配布が始まります。
マイナンバー制度の特徴としまして、
✔個人情報の中でも、特定個人情報という位置づけになり、ワンランク上の管理が求められる。
→厳重な管理が必要。罰則も厳しい。
✔これに備えて、社内規程を整備する必要あり。
✔従業員だけでなく、外注先(個人)、地主、株主などのマイナンバーも必要になる点で
会社によっては回収する幅が広い。
✔回収時に本人確認義務がある。どのようにして確認するか、また確認履歴をどう残すかが課題。
✔源泉徴収票などにマイナンバーを記載するか否かの判断に迷った時に、書いてはいけないケースが多い。
(今までは、迷ったら書いていればOKのケースが多かった)
✔保管期限を過ぎたり、従業員が退職した場合は、不要になった時点で廃棄が義務化される。
(保管期限がわからなければ、とりあえず保管していれば良い、というわけにはいかない)
エアーズでも今後、皆様がスムーズにマイナンバー制度に対応できるよう
準備を進めておりまして、セミナーや推奨する管理方法、規程類を提供していきたいと考えています。
ただ、マイナンバーを回収した会社側の漏えいに関する罰則はあるものの、マイナンバーを会社側に通知するのを拒んだ従業員等への罰則が今のところ無いようです。
昨今の年金情報流出事件などを見ていると、マイナンバーを教えたくないというモチベーションになるのもわかります。
今年10月から配布され、実際に運用が始まるのが平成28年1月から。
思いのほか、マイナンバーの通知を拒む人が出て来たら、国としても対応が大変だろうなー、
と思う今日この頃です。
突然ですが、滋賀県の大治郎という日本酒は、非常においしい!
久しぶりに、『これっ』っていうお酒に出会った感じです。
車で5分ほどで買える酒屋(小川酒店)を見つけ上機嫌です。

井上 豪