2008.11.22

智弁和歌山

みなさん、智弁和歌山高校ってご存知でしょうか?そうです、高校野球で有名ですよね。
この高校のすごいところは、1学年10名程度の部員しかとらないってとこです。
わずか30名程度の部員に対して監督が内容の濃い指導を行い、部員が切磋琢磨して何度も全国制覇を果たしています。これに対して1学年100名以上いて全国制覇を目指している高校もたくさんあります。
同じ全国制覇という目標に対して、やり方はいろいろ。
エアーズ内外で私は、『うちは、智弁和歌山を目指します』と公言しています。つまり、当初の数年はとにかく、ある分野で目立って活躍している会計士・税理士・司法書士などの専門家を一本釣りしてきて、少人数で全国制覇を狙う最強の専門家集団を目指しています。
我々のようなサービスを提供する業種は、モノを売っているわけではありませんから、その人その人が商品であり、ブランドそのものだと思っています。ただ、優秀な専門家を集めるのは容易なことではありません。それぞれが資格を持ち、ピンでもやっていけるわけですから、組織としての『魅力』がなければみんな組織から離れていってしまいます。
そのためには、明確なビジョンももちろん必要ですが、個々の能力をさらにアップさせるような最高レベルの研修などの仕掛けが必要であると思っています。現に、月2回ほど社内研修を行っており、回を増すごとに研修内容が濃くなり参加者も増加してきています。『同じ人は2人いらない』という理念の下、メンバー個々人が専門分野として持っている部分を研修という形で吐き出してもらい、みんなで共有する。クライアント様からそういうご相談があった時に、自分でわからなければ担当者に相談することでスピーディーに解決できます。
みんな自分のやりたい分野をとことんやればいい。好きこそものの上手なれで、興味のないことは絶対に上手になれません。裏を返せば、興味のあることしか上手になれないと思いますし、全部できる必要など全くありません。それが組織の良いところであり、エアーズのあるべき姿であると思っています。
私は典型的な野球少年で甲子園に行くことだけですべてを選択していたというのは以前書きましたが、甲子園に行けなかったという無念を、これからエアーズでリベンジしていきたいと思っています。
そのためには、エアーズを智弁和歌山のようなチームにしていくことが大切と考えてますし、あの会社は一味違うよと言われる組織を目指したいと思います。
悲願の全国制覇に向けてこれからも切磋琢磨していきたいと思いますので、末長くよろしくお願いいたします。


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