2008.11.12
息子の入院とエアーズの経営理念
ご無沙汰しております。
最近、バタバタしておりました。というのも、一人息子の大宙(だいち、2歳)が、先週の土曜日から入院してしまったからです。先週頭ぐらいから熱が上がったり下がったりで、金曜夜に40度ぐらいまで上昇し、深夜遅くまで病院を走り回ったのですが、結局朝まで自宅で様子を見ようということにしました。ところが、体調は悪くなる一方で、土曜朝に再度病院で血液検査をし、CRP(炎症反応)の値が異常に高かったことから入院となりました。
咳をコンコンしては苦しそうな子供を見て、代われるものなら代わってやりたい、すぐに楽にしてやれる医者がいればすぐに行きたいと思いました。
そういう意味では、医者という仕事は本当にすごいなと思います。患者の命を預かるわけですから、相当のプレッシャーがあるはずです。絶対に失敗は許されないですし、失った命は絶対に帰ってきませんものね。
我々の仕事と照らし合わせてみると、似ている部分が多いなと感じます。相手は個人ではなく会社ですが、ご相談に来られる会社様は何らかの『病』を持って来られるわけで、中には失敗すると死(倒産)に至るようなケースもあります。わらをもすがる気持ちで来られたお客様に対して、スピーディかつ的確な指導ができることが最も求められます。
また、事業別損益の把握を毎月行って経営管理資料を充実させることで、会社の健康診断的な機能を果たすことができます。つまり、滞留債権、滞留在庫、不正や誤りといった事象が発生した際に、いち早く気づくことができる体制を構築しておくのです。
我々は、企業ドクターとしての役割を果たす必要があると思っていますし、この役割を果たしていくことが、経営理念である『日本の会社を強くする』ということにつながると信じています。
子供の入院を通じて、そういうことを考えさせられる日々でした。
ちなみに、本日12日に無事退院となる運びです。
今夜は退院祝いでパッと行きたいと思います。