2009.02.14
ペット診療
みなさん、こんばんわ。
今日は、バレンタインにもかかわらず、朝から京都駅前の武田病院でペット検査を受けてきました。もともと1月に予約していたのですが、検査前日に激しい運動をしてはいけないのに、その時に限ってしてしまったため、延期されていたものです。
ペット検査は、極めて初期の癌などを発見できる検査で、近年注目を浴びてきてます。特に、リンパなどにできる癌の発見には効果的です。血液中に、ブドウ糖(放射性物質を含む)の入ったものを注射し、その後50分間安静にして体中に行き渡るのを待ち、機械で約15分検査するものです。先生に話を聞くと、どうやら体中に行き渡った放射性物質から放たれる微量の放射能を機械が検知し、癌を発見するそうです。活動の活発な細胞はブドウ糖をたくさん使用するため、そこに放射能がたくさん出てくるそうです。癌細胞も活動が活発ですが、本を読むと目の細胞が活発になり、歩くと足の細胞が活発になり、筋肉痛の箇所の細胞も活発になっているそうで、そうなると撮影した画像が役に立たなくなるらしいです。
ですから、検査前の激しい運動はダメというわけです。注射後50分間安静にしている時も本を読んではいけないと注意されました。
今回はMRI検査で脳や内臓も見てもらっていましたが、朝の9時40分〜12時30分まで約3時間で全て終わりました。完全予約制でしたので、待ち時間一切なしでスーッと流れ、思ったより短時間で、非常に満足でした。費用は少々お高く16万円ぐらいしましたが、病気になって仕事を休んで、長期間入院してという、精神的・経済的ダメージを考えれば、今のうちに検査して、悪いところは早いうちに叩く方がよっぽど安上がりであると判断いたしました。ペット検査だけだと9万円〜10万円ぐらいでやっている病院がありますので、皆さんもぜひ思い切ってやってみてはいかがでしょう?
ただ、ペット検査はレントゲンなどの検査より放射能が強く、大人の人体には影響がないとのことですが、幼児や妊婦には検査後2時間は近づくなと言われます。検査前も体内に放射性物質を注射した後は、看護師さんが被ばくするため付き添ってくれなくなります。予想以上に放射能が強いことを何度か実感させられました。
午後から、日本の会計及び税制の全体像、所得税、相続税のセミナー講師を、ある会社の従業員様向けにやってきたのですが、妊婦さんはいらっしゃらなかったので、良かったです。使っている放射性物質の半減期が極めて短く、夜になれば大丈夫らしいのですが、2歳の子供を抱っこするのは今日はやめておきます。
ちなみに、結果は10日〜14日後に郵送で自宅に送られてきます。健全な生活とはほど遠い毎日を送ってきましたので、緊張の日々がしばらく続きそうです。。。