2009.12.01

師走突入

みなさん、こんばんは。
早いもので、もう12月になりました。そうです、師が走るほど忙しい季節です。
12月は年末調整の時期でもあります。
年末調整とは、簡単に言いますとサラリーマンの確定申告を会社が代わりに行う手続です。本来は、日本国民全員が確定申告をすべきでしょうが、税金の内容などを全員が理解するのは困難でしょうし、税務署もパンクしてしまうでしょう。
これらを回避するために会社が従業員に代わって確定申告をするんだとご理解ください。
ただ、年末調整をしてもらったサラリーマンでも、他に所得がある方(賃貸収入など)は、確定申告が必要ですので要注意です。具体的には、20万円以上の所得が発生する人は、たとえ年末調整をしてもらっていても3月15日までに確定申告をする必要がありますので要注意です。
以下に、サラリーマンで確定申告が必要な主なケースを列挙しておきますので、該当する人は気を付けてください。
・給与金額が2,000万円を超えている人
・給与、退職金以外に20万円超の所得のある人
 →2か所以上から給与を得ている人は、2か所目の給与を含めて20万円超か否かで判断。
・同族会社の役員等で同族会社から貸付金利子や賃貸料収入を得ている人。
以下に、確定申告すれば税金が還付される可能性のある人を列挙しますので、該当する人は是非確定申告をしてください。
・医療費を概ね10万円超支払っている人
・ローンをして住宅を購入した人
・ローンをして住宅の増改築や省エネ改修、バリアフリー改修をした人
・住宅を耐震改修した人
・台風、地震などの自然災害や、火災で住宅や家財に被害を受けた人。
・盗難、横領で被害を受けた人
・寄付をした人
書きだすと色々とありますね。
今年も年末を乗り切って、すばらしい新年を迎えましょう!


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