2010.05.18
大学で授業
みなさん、こんばんは。
朝晩はまだ冷え込みますが、いかがお過ごしでしょうか?
さて、最近の私は出張が多く、先週は千葉県、今週は今日から九州の
小倉に来ております。
デューデリジェンスという業務で、ある会社がある会社を買ったり、あるいは
共同出資したりする際に事前に相手側の会社を調査して資産や事業の価値は
どれぐらいか、手を結んでも問題のない相手先かを調べています。
私は出張は好きな方なので、わりと楽しんでその地その地の食べ物を食べて
いますが、繊細な方はちょっと厳しいかもしれませんね。
さて、私ごとですが、4月から毎週土曜日に京都大学の経営管理大学院で
行われている、高度会計専門教育の一環である『企業分析』の授業を受けて
います。これは、国が高度な会計教育を会計士等にしていこうと、実施している
もので、授業料はいりません。
我々からしますと、大変ありがたいシステムですが、しっかり出席しないと
いけませんので、なかなかこの時期大変です。
ただ、授業を受けていると、経営管理大学院の生徒さんや初めて会う会計士の方も
多く、人脈を広げるのにはなかなかおもしろい場です。
乙政教授の非常に学問的理論的なお話を聞きつつ、実務に従事しているものとして、
理論と実務の差をするのには非常に良い場だと思いますし、実務ではどうですか?
などと質問されることもあり、自分は実務家の方なんだなと実感することがあります。
実務家として、教授などに『実際の現場では最近○○な意見が多いです』とか、
逆に我々の方から先生に情報提供するもの非常に重要なことではないかと、
授業を受けていて感じています。実務の場で役立つようにするのが学問の大切な
ところですし、そのために情報提供して我々の代わりに研究していただき、
フィードバックしていただく。
こういう関係をもっと深めていかないと効率的な研究、成果にはつながらないなと感じる
今日この頃です。
5月いっぱいまでの集中講義ですが、がんばって受けたいと思います。