2010.01.26
今年やるべきこと
みなさん、こんばんは。
今回は、今年自分がやりたいと思っていることを書いてみたいと思います。
以前にも書きましたが、今年の書き初めは『越』です。
これには、設立3期目に入り、ホップ、ステップ、ジャンプのジャンプの年であるという意味もあれば、さまざまな壁を越える年でありたいという強い思いが込められています。
エアーズ経営研究所を平成20年4月に設立、7月に開業してから、はや1年半あまり。
設立当初から、3年目が勝負であると明言してきました。3年やって社会に認められなければ会社をたたむ。その思いでやってきました。
3年でできないことは10年経ってもできない、と私は思います。要するに気合いの問題です。
1年目・・・既存の知り合いへの種まきの年
2年目・・・新規の知り合いへの種まきの年、1年目のお客様からの口コミの年。
3年目・・・線と線が面になる年。結果の年。1年目、2年目の仕事が評価される年。
3年目でグッと伸びるか、頭打ちにあうか、まさに結果の年です。
幸い、エアーズという組織はだんだん周知されつつあり、ブログ件数、検索件数、クライアントの方の反応、グーグルでの検索によるヒットの速さ、等々おかげさまで成長しております。
登録メンバーの方も、毎月勉強会を開催したりしている影響か、優秀な方がどんどん集まっていただいている状況でうれしい限りです。
ただ、メンバーを集めて喜んでいるだけでは、なんのこっちゃです。
複数の資格の専門家が集まり、1枚岩となって日本企業を強くする。これが、会社の設立趣旨です。
今年はその方向性、答えを出す年だと確信しています。
・エアーズ税理士法人の設立(某税理士法人との提携含む)
・内部管理に関する日本の新制度の構築、提案(ミシュラン方式の導入)
・海外(特に中国、インド、東南アジア)の会計事務所との提携
・書籍の出版(司法書士、社労士、税理士、会計士の資格をまたがった本の出版(許認可関連等))
・エアーズ監査法人設立の準備
・事務所の移転、提携先の拡大
・複数士業を含めた顧問契約の拡大
などなど。
いろいろとあります。
会社を設立して経営しているうちに、独立した士業が集まって仕事をする難しさは痛感していますが、それだけにやりがいのあるものです。
それゆえ、この経験を色んな人にもしていただきたく思いますし、上記にもあるように、税理士法人や中長期的には監査法人の設立もありうると思っていますが、それらの代表を私がやるつもりはありません。後に引き継ぎにくい組織は最初から作るべきではないというのが持論ですし、グループ内のすべての組織の代表を1名がするのはグループ力を弱めると考えています。グループ全体の活性化+将来永続する士業中心の組織を作ろうとすれば、独裁はNOです。新幹線は各車両にエンジンがついているから早く走れるんです。
エアーズという組織が大きくなるのも、潰れるのも、メンバーしだい。1名の不祥事がグループをあっという間に消してしまう。監査法人時代に提携先であったアンダーセンの経営破たんを近くで見て学んだことですが、それゆえ、この2年は『智弁和歌山高校野球部』を重視してきました。この路線は大きく外すことはありませんが、少人数精鋭制を多人数精鋭制にしていきたいと考えています。
今年は結果を求める年でありながら、次の3年を見据える年でもあります。
しっかりと今年を見極めて、エアーズという組織の存在意義を再確認したいと思います。